2-1.概要

本格的な調査を始める前に、小規模ではあるがプレ調査を行うことにした。

 <調査日時>
5月9日(月)1限前、1-2限間 晴れ
 <調査目的>
1)近い距離なら自転車よりも徒歩で移動したほうが速いのではないかという仮説検証
2)混雑している時間帯ならペデではなくループを通った方が速いのではないかという仮説検証
 <実施場所>
1)3A204~1学書籍部(約320m)
2)①3A204~外国語センター(ペデ:約700m、ループ:約800m)
  ②3A204~平砂共用棟(ペデ:約1520m、ループ:約1600m)

2-2.結果

1)徒歩は4分24秒、自転車は5分03秒と徒歩のほうが39秒速かった。
2)①ペデ、ループを利用した場合それぞれ6分26秒、6分28秒とほとんど変わらなかった。
  ②ペデ、ループを利用した場合それぞれ8分40秒、8分20秒とループの方が20秒速かった。

2-3.考察

 以上の結果より、320mという短い距離移動なら自転車よりも早く移動することができるという結果が得られたが、 その理由の一つとして駐輪場所を探すという煩わしさがないからではないかと考えた。 また、ループを利用すると混雑時のペデより速く移動することができ、道幅が広いため走りやすく、ループ側の駐輪場なら空きがあるということも分かった。 これらのことから、適当な移動手段・移動経路の選択することによりスムーズな学内移動が可能になると考えた。