目次
一 .序論

1.土浦市の概要
2.計画人口

3.JICASTRADAによる分析

二.基本理念

三.基本構想

四 .計画人口

五 .基本計画
1 新市庁舎 
2 空き店舗の有効活用 
3 りんりんロードの拡充 
4 コミュニティバス 
5 シニアアーバン計画 

六.おわりに



JICASTRADAによる分析


全交通量
〈住宅〜勤務地 交通量〉
上図は、土浦市と周辺市町村の間を移動する交通量を表している。左図が全交通量、右図が自宅〜勤務地の交通量である。図からも明らかなように、全交通量ではつくば市との間のトリップ数が圧倒的に多く、両市の関係が強いことがうかがえる。また、目的を通勤に限った場合では、つくば市に次いで東京方面への移動が多い。東京への移動目的のうち通勤が他の地域と比べて相対的に多く、その大部分が常磐線を利用したものである。今後、つくばエクスプレスの開通により茨城県南から東京への通勤の構成は大きく変化することが考えられ、土浦市の将来を考えるときにもその影響を考慮する必要がある。







上の図は、JICA-STRADAで昭和63年の道路混雑状況を示したものである。これを見ると、次の場所で混雑度が高いことがわかる。
・ 国道6号線(土浦市街地)
・ 国道6号線土浦バイパス
・ 国道125号,国道354号,東大通り(周辺市町村との境界付近)
・ 土浦駅西口
このような状況において、私たちは中心市街地での渋滞が、環境負荷の面、市民活動の面からみても大きな問題であると考えた。しかし、土浦駅西口の中心市街地はすでに高密度に開発されていて、道路の拡幅などは非常に困難である。自動車からその他の交通手段への転換が重要であると考え、実際に計画していこうと思う。