第二章 本論



2-3 予備調査


 仮説を実証するために私達は現地調査を行なった。

現地調査  5月14日(土)、15日(日)

 実際に公園の利用状況と設備管理の様子を自分の目で確かめる ために現地調査を行った。

 調査はつくば市141の公園のうち、近隣、街区公園を中心に 研究学園地区周辺40の公園で行った。

表1:調査を行った公園
種類 調査数
運動公園 1
近隣公園 13
街区公園 25
緑地公園 1
40

 公園を調査する際、平成12年警視庁『道路、公園、自動車駐車場及び自転車駐車場に関する防犯上の指針』及び、この指針を参考にして作成された『防犯に配慮したまちづくりチェックリスト』(埼玉県)の公園に関する項目を参考にチェックリストを作成し、使用した。

公園防犯チェックリスト

 主に○△×の三段階評価で行った。

<項目例>

○ 公園の概要・・・付属施設、入り口の数、管理者の有無

○ 利用者層 ・・・昼 11:00-14:00 夜 17:00-20:00

○ ゴミ・剪定・・・ゴミ箱、放置自転車、樹木の手入れ状況

○  照 明 ・・・個数、明るさ

○ 視線(死角)・・・園内の見通し、死角の構成要素

              

○ 通報装置 ・・・緊急連絡設備の有無

○  遊 具 ・・・破損の有無、安心設計

○ ト イ レ ・・・周囲からの見通し、防犯ベル、夜間照明

○ 隣接施設 ・・・周囲の視線、避難場所(交番・コンビニ等)の有無、周辺状況

図4:現地調査を行った公園マップ


表2:公園の調査結果
項目 結果
剪定 樹木の剪定不足で死角が生まれている公園があった。
ゴミ

ゴミ箱を設置していない公園が大半である。

4割近くの公園でゴミの散乱が確認された。

照明 故障している街灯や、樹木で遮られている街灯が確認できた。
遊具 半数以上の公園で遊具破損が見られた。
視線 約4割の公園では外部からの視線を感じられず、閉鎖的である。
通報機能 緊急連絡設備(公衆電話・防犯ベル等)はほとんど整っていない。