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各提案と全体構想のつながり

部門別構想

部門別構想

公共施設

土浦市では昔から中学校区ごとのコミュニティが形成されてきた。しかし、コミュニティ形成の場は、 子供にとっては学校、高齢者にとっては公民館といったように、中学校区内でも複数に分散していた。こ の状況を改善するために、中学校区内のコミュニティ形成のための公共施設を 1 つに統合し、全世代が 一体となったコミュニティの形成を図る。また、これにより公共施設の床面積削減も実現し、維持費など の歳出減少にも貢献する。

商業

過去の土浦市中心部は商業で賑わっていたものの、現在ではその賑わいが失われかけている。この背景 には、郊外における大型ショッピングモールの開業などがある。土浦市中心部に人と賑わいを取り戻すた めには、ものを買うことを目的とした訪問を増やすために大型ショッピングモールと競合するのではな く、大型ショッピングモールとは異なる価値を持つ経験や滞在を重視した空間を実現しなければならな い。そこで、土浦駅西口からモール 505 にかけてのエリアにおいて商業施設の再編や広場の創出を行う。

交通

このマスタープランでは、居住を誘導するエリアとして、立地適正化計画の居住誘導区域とは異なる独 自の「生活エリア」を設定している。詳細は地区別構想で後述するが、生活エリアはコミュニティ形成の 核となる中学校や生活に必要不可欠な小売店に、徒歩や自転車でアクセスできるように設定している。し かし、土浦市中心部に集積している都市機能へのアクセスや、東京方面に通勤している人の多さを考える と常磐線の駅へのアクセスも重要である。そこで、生活エリア内ではこれらへのアクセスのために、バス 路線と本数の充実化を行う。

農業

土浦市では、農業生産額の減少や後継者不足という課題がある。これらの課題を解決するために、行政 として各農業主体の経営基盤の強化を支援することとした。これにより、土浦市の農業生産を向上させ、 産業として持続可能な農業、またそれによる持続可能な食糧供給を実現する。

参画

このマスタープランでは、人生を通して維持する土浦とのつながりとして、関係人口にも満たない弱 い結びつきも、多様な関わり方の 1 つとして考えている。その弱い結びつきの 1 つとして、実際に土浦 市を訪れるのが難しい人をメインターゲットに、デジタル空間内での土浦のコミュニティへの参加を可 能にする事業を行う。

防災

土浦市が魅力的な街になり、多くの人が集まったとしても、その街や人を守ることができなければ大 きな損害を被ることとなる。これを防ぐためには防災機能の充実が必要であるが、土浦市において特に 警戒が必要な災害として、市街地中心部の水害が挙げられる。土浦市中心部のすぐ近くには一級河川の 桜川が流れており、氾濫すると都市機能が集積する中心部は大きな被害を受ける。この水害の頻度を減 少させ、発生した場合も被害を低減させるために、桜川の遊水機能を強化する。また、防災施設の一部 は平常時に市民が利用可能となるように整備することで、市民の防災意識の向上も図り、市民を巻き込 んで土浦市全体を強靭化する。

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