ニュース
- 2023/03/29
- オランダ風車のチューリップが開花しました!
- 2023/03/20
- 飛行船バロン号試乗抽選会のお知らせ
- 2023/03/16
- フラワーシップ梅まつりが開催されました
土浦フラワーシップとは?
霞ヶ浦湖畔の都市公園として皆様に親しまれてきた霞ヶ浦総合公園は観光施設「土浦フラワーシップ」として生まれ変わりました!
霞ヶ浦に浮かぶ一隻の大きな船の形をした当園は市内最大面積の花畑を誇り、多くの自然や霞ヶ浦の水環境、土浦や茨城の歴史・文化に触れることができるテーマパークとして、開園以来多くの方々に土浦が誇る地元の魅力を感じていただいています。
また、市民の憩いの場としてもご利用いただいており、土浦フラワーシップは人と自然をつなぐ大きな「船」として運行を続けております!


キャプテン・シップ(左)とサリー(右)
キャプテン・シップ
土浦フラワーシップの船長。立派なヒゲが自慢。仲良くなればふわふわのヒゲを触らせてくれるぞ。好きな食べ物はそば。
サリー
キャプテン・シップの孫娘。人間の歳で言うと17歳くらい。花が好きで、いろいろな花の名前を知っている。好きな食べ物はカレーライス。
施設紹介

園内マップ
1 伯爵宮(正門)
2 西洋式庭園
3 ナポレオン噴水
4 アントワネットのバラ園
5 ワーテルロー野外ステージ
6 ツェッペリン広場
7 茨城の自然と農
8 蓬莱門
9 スパ&プール「桃花源」
10 水生植物園
11 ビオトープ
12 ベネチアンゲート
13 チッタ・デル・ソーレ
14 レストラン「ボンジョルノ」
15 冒険者の桟橋
16 花畑①
17 ポルダー
18 オランダ風車
19 風の広場
20 りんりんロードフラワーシップ休憩所
21 アンネ通り
22 進化の家
23 花畑②
24 花畑③
25 ベイ・カスミ
26 カフェ「レイクショア」
27 プロムナード
28 菖蒲池
29 桜並木
30 茶房「霞」
31 水車
32 ツェッペリン型遊具
33 藤池
34 梅園
35 水郷の滝
36 アドベンチャーランド受付
市内最大の花畑

土浦フラワーシップには市内最大面積の花畑があり、年間通じて様々な花々が季節の彩りを見せてくれます。
実は土浦市は花卉栽培も盛ん。こうした地元で生産される花々も当園では展示しています。
訪れるたびに違う姿を見せてくれるフラワーシップの花。公園への散歩感覚で気軽に訪れて、五感で自然を味わってください。
未来へつなぐ環境教育展示

茨城県南にあり、日本で琵琶湖に次いで第二位の面積を誇る湖、霞ヶ浦。昔から地域の貴重な水資源として私たちに恵みを届けてくれました。そしてそれは現代の私たちの生活も同様です。
しかしながら、人間の活動によって霞ヶ浦やその周辺の自然環境は大きく変化してしまいました。
かけがえのない自然資源を未来の世代につなぐため、私たちにできることは何でしょう?伯爵宮では自然に関する様々な教育展示を行っています。
スパ&プール「桃花源」

土浦のレジャー施設として老若男女に親しまれてきた「ヒューナックアクアパーク水郷」、「霞浦の湯」はスパ&プール「桃花源」として生まれ変わりました。これまでの水に触れるアクティビティの他に、岩盤浴やリクライゼーションをご用意。一年中訪れられる施設として多くの方にご利用いただいています。
※入場は別料金
※スパ&プール「桃花源」だけの入場チケットも販売しております
アドベンチャーランド

子供たちが自然の中で身体を動かして遊べるアスレチック施設「アドベンチャーランド」が開設されました。
森の中に眠ると言われる宝物を探し出すため、次々に与えられるミッションをクリアできるでしょうか?
困難なミッションを乗り越えた先に待つものとは……?
※アドベンチャーランドの一部施設には年齢・身長制限がございます。
※ご利用の際は必ず保護者の方がお付き添いください。
グルメ

土浦フラワーシップはメニュー豊富なグルメも人気!
定番の絶品グルメから、限定スイーツ、がっつり食べたい人向けボリュームたっぷりのお食事に、特別な時間が過ごせるレストランまでご用意。
メニューには土浦の地元食材を使ったものがたくさん!レンコン、そば、だけじゃない!今まで知らなかった土浦の味を知ることができるかも。
お土産

楽しい体験のあとは、思い出と一緒にお土産はいかがですか?
土浦・茨城みやげや、土浦フラワーシップ限定品、大人気のキャプテン・シップ&サリーグッズも。
園内でも展示されている花々、植物を原料にした香水、ハーブティーなどは贈り物としても大変好評いただいております。
季節限定品も多数ございます。
開花情報
開花情報については土浦フラワーシップ公式SNSでもお知らせしています!

園内の主な花の開花カレンダー
見ごろ
チューリップ(オランダエリア)
桜(日本エリア)
イベント情報
土浦フラワーシップでは年間通じて様々なイベントが開催されています!
花まつり
土浦フラワーシップではそれぞれの花々の開花期に合わせて花まつりを行っています。
美しい花々に囲まれながら、もっとその花の生態や花にまつわるエピソードを学んでみませんか?
また、花にちなんだ創作菓子なども限定販売されますよ!
※花まつりの開催時期はその花の開花期に合わせ、毎年異なりますので例年の開催時期は目安です。最新の情報は当サイトまたは公式SNSをご確認ください。
観光帆曳船運行

帆曳船とは明治に発明され、霞ヶ浦での漁に使用された帆船のことです。船首に対して平行に帆を張り、横に流れるようにして網を引くのが特徴です。
現在では観光運行を行っており、土浦フラワーシップや遊覧船からこの様子を鑑賞することができます。
夏の霞ヶ浦に浮かぶ帆曳船の圧巻の航行をぜひ一度ご覧ください!
飛行船「バロン号」展示飛行

本物の飛行船「バロン号」が土浦フラワーシップから大空へ飛び立つ!
世界的に貴重な飛行船である「バロン号」が実演飛行を行います。
ツェッペリン広場にて、飛行船の内部を見学できたり、実際に飛び立つところを見ることができます。さらには、抽選で選ばれた数名はバロン号に試乗して土浦の街を空から眺めることも!
飛行船が見られるテーマパークはここだけ!
土浦全国花火競技大会

毎年秋に開催される土浦全国花火競技大会は全国的に有名な「スターマイン日本一」を決める大会です。
桜川河川敷で開催されるこの花火大会は、土浦フラワーシップからも見ることができます!
当日は営業時間を夜まで延長し、多数の出店も集結。遊覧船に乗れば湖面に映った逆さまの花火を楽しむこともできますよ!
水郷桜イルミネーション

12月~1月にかけて、土浦フラワーシップの各地がライトアップ!オランダ風車やポルダーが光の花畑に変わります!
12月24日、25日にはクリスマス特別イベントを開催!土浦フラワーシップにサンタクロースとトナカイがやってくる……?!
12月31日には年越し特別イベントも開催!幻想的な世界の中で、新たな一年を迎えましょう。
遊覧船からは光に溢れた土浦フラワーシップを眺めることができます。
施設情報
パンフレットはこちらからダウンロードできます。
入園料

キャプテンシップの航海日誌
船長キャプテン・シップによるブログ、「キャプテン・シップの航海日誌」を公開中!
船乗りの言葉(2023/3/14更新)
船乗りというものは時に海の上で極めて重要な言葉を残すものです。外界から隔てられる絶海の上において、何かを記録し、残す手段はそう多くありませんで、航海日誌とはそうした状況のなかで、長い航海の記録をつける方法として古くから使われております。
そうしたこともあってでしょうか、船乗りの言葉は時に重要な示唆に富んだ格言として後世にまで伝わることがあります。今日はその中でも小生が好きな一句を取り上げましょう。
「本日天気晴朗ナレドモ波高シ」
1905年、日露戦争の雌雄を決した一大海戦、「日本海海戦」において日本の連合艦隊旗艦「三笠」より送られた電文の一節です。
連合艦隊がロシアのバルチック艦隊を破ったこの一戦を勝利に導いた司令官東郷平八郎の名はよく知られていますが、これを打電したのはそのもとで戦った軍人の秋山真之という方であります。秋山は小説『坂の上の雲』の主人公としても知られております。
ロシアのバルチック艦隊はヨーロッパから極東まではるばるアフリカをぐるりと回って日本に近付いておりました。この艦隊がウラジオストク港に入るにあたって、対馬海峡を通るのか、太平洋を回って津軽海峡を通るのかということは日本軍にとって最大の懸案事項でした。もしここで艦隊を取り逃がせば、日本海の航路や港は絶えず襲撃の危機に晒され、満州で戦う陸軍は孤立してしまいます。海戦の勝利どころか、一隻も逃さない圧倒的な勝利だけを求められていた一戦において、連合艦隊はバルチック艦隊が対馬海峡を通ることに賭けました。
果たしてバルチック艦隊は対馬海峡に現れたのです。この時秋山は大本営に電文を送信しました。
「敵艦見ユトノ警報ニ接シ、聯合艦隊は直ニ出動、之ヲ撃滅セントス」
「天気晴朗ナレドモ波高シ」
この一句は単に今日の天候と海の様子を報告するものに留まりません。「天気晴朗」=「視界が良好である」、「波高し」=「射撃精度で勝る連合艦隊が有利」という意味を含んでおり、そしてそれは帝国の勝利をも暗示するものでありました。
時々刻々と変化する海上において、情報通信は正確かつ簡潔に伝えられなければなりません。短い言葉のうちに重要な情報を含めたこの一句はまさに名句と言えましょう。
我が艦、土浦フラワーシップも開園以来、万里の波濤を乗り越えてきました。また、それは我らが港、土浦のまちも同じであります。小生は長年船乗りとして大地に脚を据えることなく漂ってきましたが、近頃はまちというものも似たように思えております。
一つのまちとて、その実は一つところに留まり続けるものではない、時代という流れの中を渡り、少しずつ変わりゆくものなのだと。然れども、そのことに不安を覚える必要はございません。大きな船は、聡い船頭と活気に溢れた乗組員が居れば沈むものではありませんから。
「本日天気晴朗ナレドモ波高シ」
決して褪せることのない船乗りの言葉が、今日の我々を勇気づけてくれます。