土浦市が抱える課題
土浦市は背景で述べたほかにも、人口減少、高齢化、公共施設の老朽化、公共交通の利用低下、耕作放棄地の拡大、商業観光の虚ろいといった多様な課題を抱えています(詳細は各課題班のレポートを参照ください)。これらに対し私たちは、人々の「土浦へのかかわり方」が変わるきっかけとなるマスタープランを策定することを目標に、次の3事業を提案します。
人をつなぐ地域拠点の開設 「土浦ヨルベ構想」
まずはじめに、人々の街での活動を生み出す拠点として、地域拠点である「ヨルベ」を市内に設置することを提案します。ヨルベは地域の"たまり場"と"交通の結節点"の2つを基本機能として備えており、これらに加え、地域特性に合わせた様々な付加機能を持ちます。
小中学生にとっては放課後の居場所として、高齢者世代にとっては日中の居場所やたまり場として、そしてそれ以外の世代にとっても魅力的な設備を設け、多様な人や世代がともに関わりあえる空間を目指します。この計画は、「土浦といえばヨルベ構想」と言われるような、土浦にしかない新たな生活をもたらしてくれます。
ヨルベの詳細については地域拠点「ヨルベ」をご覧ください。
農業と環境の未来を考える新制度「市民農園+」、「ZEH推進事業」
これらの事業は、既存の土浦の魅力や価値をより高め、未来への投資効果や市民の意識の向上を期待するものとして行います。各施策の詳細は以下からご確認ください。
霞ヶ浦総合公園観光拠点化計画「土浦フラワーシップ」
現在の霞ヶ浦総合公園は、定期的なイベント開催などでの賑わいこそあるものの、市民からもそれ以外からも重要な観光資源としては見られていないという現状があります。そこで、この霞ヶ浦総合公園をリニューアルすることで、人々が来たくなるような、そしてそこでさまざまな結びつきが生まれるような施設を目指すこととしました。
事業の詳細は土浦フラワーシップをご覧ください。