アクティブ・ラーニング

アクティブ・ラーニングとは、教員から与えられた専門知識・スキル等を受動的に学習することではなく、学生自らが、主体的、自主的、能動的、そして奥深く行う学習・学修のことです。この科目では、皆さんが自ら考え、判断し、行動することが重要となります。

“つくばの社工”の大学院では、アクティブ・ラーニングのために様々なプロジェクトが用意されています(一覧表

例1)高大連携プロジェクト:地域の問題を最適化する

このプロジェクトでは、高校生が問題発見した最適化問題に対して、最適化ソルバーを利用して問題解決に導き、社会で役立つ数学を教授しています。また合宿や研究発表会なども行っています。

担当教員:大澤義明、繁野麻衣子、山本芳嗣、八森正泰、小林佑輔、竹原浩太、吉瀬章子

例2)常総市まちづくりワークショップファシリテーター研修

サービス工学学位プログラム開講「プレイスメイキング」と連動し、平成27年9月の関東・東北豪雨で鬼怒川以東のほぼ全域に大きな被害を受けた常総市を対象に、災害ボランティア活動、現地調査、復興に向けたまちづくり提案の立案を行った。提案の一部は常総市災害復興計画や現在検討中のまち・ひと・しごと総合戦略の参考事業として活用されている。

担当教員:藤井さやか

例3)国際交流ワークショップA(ドイツで実施)

本学と研究教育交流協定を締結しているルール大学ボッフム校(ドイツ・ボッフム市)のUta Hohn教授とともに、ドイツ・ルール地域の都市における都市・地域再生プロジェクトの現地視察、現場の担当者との討議、ドイツ人等の学生との共同によるワークショップを実施し、国際的文脈の中において都市地域再生政策に係る理解を深化させるとともに、英語によるプレゼンテーション・ファシリテーション能力の向上を目的とする。

担当教員:藤井さやか、有田智一、川島宏一

例4)国際交流ワークショップB(日本で実施)

本学と研究教育交流協定を締結しているルール大学ボッフム校(ドイツ・ボッフム市)のUta Hohn教授とともに、東京大都市圏内の都市・地域再生プロジェクトの現地視察、現場の担当者との討議、ドイツ人等の学生との共同によるワークショップを実施し、国際的文脈の中において都市地域再生政策に係る理解を深化させるとともに、英語によるプレゼンテーション・ファシリテーション能力の向上を目的とする。

担当教員:藤井さやか、有田智一、川島宏一

例5)茨城県石岡市石岡の看板建築調査

茨城県県南に位置する石岡市は、古代には国府、中世には城郭、近世には陣屋がそれぞれ所在していた歴史的都市です。石岡では昭和4年(1929)に大火があり、市街地の1/4が焼失する大きな被害を受けました。 大火からの復興の過程で旧街道(現国道355線)が拡幅されるとともに、駅前通りも整備されました。 こうして新しくなった街路に面して、石岡の商人達は、当時東京で流行していた「看板建築」をはじめとする建築を競って建てました。 石岡市では、これらの歴史的資源を活かしたまちづくりを開始することになりました。筑波大学はこのまちづくりのお手伝いをしています。

担当教員:藤川昌樹

例6)古い町並みのモビリティ・マネジメント

この研究は、全国の重要伝統的建造物群保存地区が持続可能であるために必須の条件であるモビリティに着目し、 1)重要伝統的建造物群保存地区におけるモビリティが現在どのような状態にあり、 2)今後いかにあるべきか、を解明することを目的としています。

担当教員:藤川昌樹、川本雅之、高原勇

これらプロジェクトに参加することで、以下の単位(1~2単位)を取得することができます。

  • 社会工学ファシリテータ育成プログラムⅠ、Ⅱ
  • 社会工学ファシリテーター育成プレプログラムⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ
  • サービス工学ファシリテーター育成プログラム

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