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背景

 海外では社会情勢が緩和するとすぐに人々の行動も緩和されるところもあったが、日本では必ずしもそうはなってない。また、日本では一斉にパンデミックが広まるということはなかった。このような海外との違いはどうして起きているのだろうか。
 そんな日本の状況について調べた先行研究があった(Giancarlos Parady, Ayako Taniguchi, Kiyoshi Takami(2020))。ここでは、本調査でも行われているパネル研究を用いて、変化する状況をとらえていた。本調査も、コロナの緩和へ向かう過渡期という貴重な時期に行われるパネル調査となっていて、価値あるものになると考えられる。

目的

 新型コロナウイルスに対する意識・行動・属性の連関を時間的変化に着目して調べる

−属性と行動の関係−
 特性不安などの性格属性や、性別・居住形態などの社会的属性について群分けし、それらが、買い物や食事行動にどのような影響を与えているのかを明らかにする。

−行動とその要因の分析−
 各行動に関して重回帰分析を行い、行動にどの要因が働いているかを探る。