緊急事態宣言中にランニングを行ったか否かで回答者をランナーと歩行者に分類し 、調査を行った 。
アンケート調査内容 | |
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調査名 | ランナーと歩行者の意識調査 |
目的 | ランナーと歩行者、双方の意識を知る |
調査対象 | 筑波大学の学生・大学院生 |
配布・回収方法 | Google FormをSNSで送付 |
配布実施期間 | 2020/6/5~2020/6/8 |
回収部数 | 350部 (うちランナー185、歩行者165) | 質問項目 | ・属性(性別、学群、運動系サークルか) ・対人距離への意識 ・マスク着用経験 ・筑波大ルールの認知度・守れると思うか等 |
調査結果詳細は付録に添付のレジュメなどをご覧ください
図は感染拡大期とみなせる4月のすれ違い時の、対人距離の意識について、運動者と通行人の回答を比較したもの。
ランナーの方が歩行者よりも対人距離を意識している人が多いことが分かる。
(カイ2乗検定より有意確率1%で有意)
図は運動者の内訳からマスク経験のあった63名とマスク経験のなかった122名を比較したもの。
マスクをつけて走った経験のある人は85%もの人が意識していた・やや意識していたと回答しており、対人距離の意識が特に高いことが分かる。
マスクをつけて走っている人ほど感染に対する危機意識が高く、感染防止対策を徹底していると言える。
(カイ2乗検定より有意確率1%で有意)
左がランナー、右が歩行者の結果である。
ランナーは自分自身の立場から、歩行者は一般的な立場から回答していただいた。
ランナーと歩行者の違いは特に見られず、
両者ともに対人距離を取るルールは守れると思う人が比較的多く、
マスクは守れないという共通認識があることが分かった。