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実態観測

現在のルールに対する人々の行動実態を調査するために実態観測を行った。実際の観測の際にはマスクをし、周囲へ十分に注意を払って行った。

調査概要

観測方法

観測結果

筑波大ルールは守られているか

はじめに筑波大ルールが守られているか、について大学構内を走る学生ランナーの観測結果より分析した。

図2より、一人で運動することについては概ね守られていると言えるが、マスクの着用率は低く、 運動時に取ることが好ましい2mの対人距離は取れていない場合が多いため、 マスクの着用・対人距離については守られているとはいえない。



周辺環境と対人距離の関係

また以下の図3は観測結果全体から周辺環境と対人環境の関係について示したものである。

この結果より狭い道ほど対人距離が取れないといえる。(カイ2乗検定より有意確率1%で有意)


数量化二類分析

また私たちはランナー・歩行者がどのような要因でマスクを着脱するかを調べるため、観測結果を用いて数量化二類分析を行った。以下はその結果である。

ランナー 数量化二類分析 抜粋

図4より、ランナーにおいてマスクをつけない因子として学生であること、運動の強度が高いこと、高温時の運動であることなどが挙げられる。




歩行者 数量化二類分析 抜粋

図5より、歩行者においてマスクをつけない因子として男性であること、若者であること、複数人での運動であることなどが挙げられる。