本実習の目的   作業のフレーム   既存事例   調査T   調査U   提案   まとめ・考察   謝辞   参考文献  


4 まとめ・考察



 この実習では「筑波大学のみどりは変化に乏しいのではないか」という当初の直感をきっかけにして、最終的に「果樹ある生活」の提案を行った。まずは現状把握のために文献調査とヒアリング調査により、大学の植生計画と現在のみどりの状態を調査し、その結果として筑波大学のみどりが季節の変化に欠けていることが確認できた。続いて具体的な提案に向け、大学内外の調査やヒアリング、アンケートを通して樹種の選定や学生が果樹へ抱く印象を検討し、「果樹あるストリート」の提案を行った。この提案では果樹による大学のシンボル創造と学生の憩いの場提供という相乗効果も期待できる。以上により、「果樹ある生活」の実現を通し筑波大学において学生がより楽しいキャンパスライフから恩恵を享受できることが期待されることを導いた。

TOPへもどる