本実習の目的   研究のフロー   既存事例   調査T   調査U   提案   まとめ・考察   謝辞   参考文献  



1.2 研究のフロー



 本研究のフローを模式的に表したものが図1.3である。我々は筑波大学内のみどりについて「変化に乏しい」と感じ、その要因について興味をもったことを背景とし、この変化に乏しいと感じるみどりの原因を探るため環境デザインの専門家や筑波大学の緑地管理に携わる大学の職員方を対象としたヒアリング調査、冊子やインターネットによる文献調査などにより筑波大学のみどりの現状について調査を行った。そこで、筑波大学の初期の緑地計画に起因する現状の問題点や、筑波大学施設部が抱える管理に関する問題点を解明した。また具体的な提案に向けた調査として現在つくばに植えられている果樹の現地調査、果樹のある景観やその管理についての学生へのアンケート調査、果樹についての専門家を対象としたヒアリング調査や文献調査などにより植える果樹についての調査や場所の選定、空間の検討、管理についての詳細調査を行った。そして、以上の調査から得られた情報を元として最終的に「果樹ある生活」の実現に向けた具体的な提案を示し、最後にまとめと考察を行っている。

図 1.3:本研究のフローチャート

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