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3.雑誌「つくばスタイル」の分析

現在発行されている雑誌「つくばスタイル(No.1〜No.6)」を読み、記事をジャンル別に分類し、総ページ数に対してどのくらいの割合を占めるか調べた。またその結果を分析することで、つくば市内においてどのようなものが雑誌に多くとりあげられているかを把握した。また取り上げられているスポットがどのように分布しているかも調査し、スポットの場所を以下の地図にプロットした。
(図1)
シールが貼られているのは過去6つの雑誌つくばスタイルで取り上げられていた場所である。これにより、どんな地域がより多く取り上げられているか、記事にされている場所に偏りがないか等をわかりやすく把握することができた。 紹介されている場所・店の区分では圧倒的に飲食店(赤シール)が多く、取り上げられる所においては中心部の天久保、吾妻、竹園、二の宮、松代、北部では筑波山、北条あたりがよく特集されていることがわかる。これらの地域に対し、西部は取り上げられている場所がほとんど見られない。 また、筑波山やTX開発地区、金田や吉瀬など古い集落の再生された古民家などにスポットが当たっているが、つくば市西部やその他の多くの集落にはほとんど触れられていない。また、つくばでの人々の生活の様子が多く取り上げられている。各号ばらつきはあるが10%前後で広告が掲載されている。
(図2)
広告の割合は毎号増えていて、集計するとつくばスタイルの12%が広告のページであった。ここでのライフスタイルとは「つくばならではの生活」などを紹介している記事であり、16%を占めていた。自然とは農業や筑波山などを取り上げた記事であり、5%にとどまった。

まとめ
取り上げたスポットの分布を見る限り、分布には偏りがあり、雑誌つくばスタイルのつくばスタイルではまだすべてのつくばを補えてはいないと言える。よって、雑誌つくばスタイルでは発見ができていないものもあるのではないか、他にもつくばスタイルといえるライフスタイルがあるのではないかと考えた。