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1.URへのヒアリング調査
- 実施日:2008年5月13日
- 協力:UR都市機構(大畑洋氏)
- 「つくばスタイル」という言葉の生みの親であるUR都市機構は、現在TX沿線の宅地開発などを行っている。UR都市機構に伺うことで提案の経緯や将来の展望について、詳しく知ることができると考えた。 ヒアリング調査の結果、「つくばスタイル」という言葉が生まれたきっかけは2005年に県とURが発案した「つくばスタイルフェスタ」からであり、その際に「つくばスタイル」の意味を「知的な環境の中で都市の利便性と豊かな自然、両方の魅力をあわせて楽しむことができる暮らし方」としたが、言葉自体はいろいろな使い方をしてもよいとしているということがわかった。 雑誌「つくばスタイル」にはURと茨城県が発行費用を一部負担し、広告を掲載している。広告掲載の意図は「TX沿線開発地区に多くの人に住んでもらうため」「TX沿線開発地区の認知、PR」「つくばでのライフスタイルの認知」等であった。 URは(えい)出版社に地区内の情報と建物立地状況、取材を受ける人の推薦もしている。 また、茨城県、つくば市、つくばみらい市、守谷市、都市機構で「つくばスタイル協議会」を発足し、「つくばスタイル」のブランド管理(「つくばスタイルコミュニケーションマーク」の策定等)を行っている。それに加え、地域の魅力を発信する講座(「つくばスタイルツアー」「つくばスタイルセミナー」)も開催している。
- まとめ
- このヒアリング調査から定義が広範なため、「つくばスタイル」は多種多様なものになったと考えた。
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