神立ライン
背景
北部地区では、この10年間で神立やおおつ野等で人口増加しており、まちなか定住促進事業により更なる増加が想定されます。しかし、神立駅とおおつ野をつなぐバスは千代田神立ラインのみです。
この千代田神立ラインは、かすみがうら市内の地域と神立駅、土浦協同病院をつなぐ、かすみがうら市が主体の路線バスです。バス一台のみでの運行により、便数と運行時間が限定的で利用者も少ない状態となっています。
そこで、現行の「千代田神立ライン」を再編し、両市が主体となるバス路線「神立ライン」を提案します。
概要
この提案では、バス車両を1台増やすことにより、便数が12便増加し、運行時間が約6時間広がるようになります。
バス路線は現行の千代田神立ラインのものを活用するが、おおつ野に新たな停留所を新設します。
現行のおおつ野の停留所とその300m圏内を示した図です。
ここから、停留所がなく不便なエリアが存在していることから、この地点に停留所を新設します。
おおつ野に住む土浦市民を想定したとき、通勤でバスを利用して神立駅に行きたいが、現状、運行時間が狭く、非常に不便です。そこで、提案により、始バス終バスともに通勤で快適に利用することができるようになります。
また、千代田に住むかすみがうら市民を想定したとき、バスの便数が4本から14本と大幅に増加し、通院が容易になります。
このように両市民ともに利便性が向上し、便益が大きいことがわかります。