私たちは「健全な財政」と「十分な人口」を確保するために、
各地区で提案を行い、財政健全化と住みやすさの向上によって解決をめざした。
財政面では歳出削減対策により42億5571万円の支出減、
北部の提案を中心に歳入増加対策により10億2134万円の収入増ができた。
土浦市の10年後の基金について、
対策をしなかった場合の貯金残高が51億3470万円の赤字であるが、
上記の対策をした場合1億4305万円の黒字とすることができた。
住みやすさの面では中央地区では中心市街地のにぎわい創出、
南部地区では生活利便性の向上と多世代包括ケアの充実、
新治地区では豊かさや生活利便性の向上を図ることができる。
これらの提案が実現されることにより、10年後の次世代に対して、
借金を負わせることなく、また良好な住環境の状態で住みやすい土浦というまちを引き継ぐことができるだろう。
