つちうらニュー避難
1. 背景
土浦市の中心市街地は桜川と新川に囲まれた場所に位置しているうえに、その先には土砂災害の危険性があるなどと浸水想定区域外への水平避難が困難になっています。よって、緊急時には安全な垂直避難が求められますが、現在土浦市には、孤立しない安全な垂直避難の具体的な情報はありません。
そこで、この地域を横断し浸水想定を上回る高さの土浦ニューウェイを活用し防災性を高める施策を提案します。

引用:土浦市 洪水ハザードマップhttps://www.city.tsuchiura.lg.jp/page/page000994.html
2. 概要
土浦ニューウェイ上を緊急時避難者が使用できるように、現在ある3つのバス停留所を、垂直避難経路として指定・周知します。また、高層の建物が多い土浦駅周辺の施設を一時収容避難場所として指定し、その中の土浦市庁舎を防災拠点として設定することで迅速な非難と一体的な連携を目指します。
また、「準緊急安全確保」というフェーズを新たに設けることで今回の施策の用法をより明確化します。
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さらに、土浦ニューウェイに避難してきた人々を、一時的に屋内施設へと収容できるように、土浦ニューウェイ上とモール505および土浦駅を行き来できるようにすることで、土浦市庁舎を中心としたネットワークの構築を行います。

3. 効果
この施策による効果としては以下のようなことが期待でき、防災生向上や避難に関する知識の集積により地域愛着と人材育成につなげます。
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