掘り出せ魅力!育てろ土浦!

つちうらにぎわい通り

1. 背景

にぎわい背景


土浦市の中心市街地では、1990 年から百貨店やホテルの撤退、モール 505 の空きテナントや小さな駐車場が多く存在しているなど、市街地の空洞化が進んでいるために賑わいが失われつつあります。
そこで、モール 505 や歴史的建造物などのストックを有効活用し、歩きたくなる、ウォーカブルな空間とすることで、まちの魅力を育む場へと変化させていきます。

2. 概要

対象地域

土浦駅から亀城公園までのエリアをまちなかウォーカブル区域に指定し、新たな駐車場化の抑制と集約化を行います。また低未利用地権利等設定促進計画により駐車場集約化を行い、歩きたくなる空間の基盤づくりを行います。

にぎわいマップ

図の4つのエリアごとで空間整備を行うとともに、全体をつなぐ歩道整備、市が民間と市民と協力した空間活用により、一体的な歩行空間を形成します。

ペデストリアンデッキ

Patioを解体し、ウッドデッキの設置やイベント開催などにより、自動車導線と分離された、安全で憩いの歩行者専用エリアを作ります。

ペデストリアンデッキ

モール505

改修により一階テナントのオープン化、歩道整備を行います。具体的に、ガラス張りにする、水路の再生などを行い、歩きながら買い物も楽しめる複合的なショッピングエリアを目指します。

モール505

まちかど広場

駐車場を再利用し、テラスや蔵を配置、中城通りへと続く歴史的空間を整備します。市民や学生によるイベントを開催し、子供から大人までが集う自分たちで作る賑わい広場とします。

まちかど広場

中城通り

現在の歴史的空間を保護し、チャレンジショップによる銘菓などの飲食店誘致をします。駐車場を広場として活用し、テナント活用の考案については学生にしてもらうことを提案します。

中城通り



3. 効果

中心市街地が活性化し、コミュニティが形成されたり、土浦の歴史に触れたりすることで地域愛着へと繋がることが期待されます。また、イベントなどの 企画力のある人材の育成や、交流機会増加による知 識の集積が期待できます。

にぎわい効果