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「住みたい」の実現

住みたい土浦を実現するために、2つポイントがあります。

財政問題

土浦市は財政問題を抱えているため多くの費用をかけることができないです。 なので、既存ストックを生かした魅力化を図る必要があります。
中心市街地には、自然としての霞ヶ浦や文化の積み重ねがある亀城公園を中心とした歴史的街並み、交通の要として土浦駅やリンリンロード、施設ストックとしてモール505など、人が集まるポテンシャルが存在します。 このポテンシャルを活かすことが、費用をかけずににぎわいを生み出すことにつながります。


段階的

例えば、行政が空き地を自分たちではお金がないので民間に開発してもらうと考えたときに、土浦市で民間企業が参入するメリットがなければ参入しません。 なので、民間企業が入ってもよいと思えるような土壌を作る必要があります。

1段階目としては「地域の人々が来る場所」づくりです。 これによって、小規模ながらもにぎわいが生まれ、さらなる活用のための土壌ができます。

2段階目として、「活用される場所」づくりです。これによって、活用することができる土地が増え、民間企業に高度利用してもらうきっかけを作ります。 さらに1段階目で、民間企業が入ってもよいと思えるような土壌を整えているので民間企業に高度利用してもらいやすくなります。

以上二つのポイントを抑えることで、土浦市に魅力的な住みたい思われる場所が実現できます。

中心部活性化

中心部では周辺部に比べて既存の投資が多く、その分CMAで削減するようなサービスは少なくなることが考えられます。 そのため、中心部に居住することで、意思決定の負担を減らすことができ、これは中心部に居住するメリットの一つになると考えられます。 こうしたメリット以外にも中心部の魅力を取り戻すことで土浦の顔を作っていくことが必要になります。

また、「住みたい街」にするためには、人々の生活の選択肢を増やすことのできる「活用される場所」が必要です。 そのためにはまず土壌を作っていくことが重要課題です。 さらに土壌を作るためには初めは小規模でも「にぎわい」が必要になってきます。 そのための場所作りが土台として必要ですが、土浦市に現在財政的な余裕はありません。故にコストをかけずにまちづくりを行なっていく必要があります。

 低コストで事業を行うために土浦市の中心市街地が適していると考えられます。  中心市街地には霞ヶ浦や亀城公園、さらには土浦駅やりんりんロードが集積し、自然や歴史、文化の共存する地区となっています。  この中心に建築ストックとしてモール505があります。

こうした様々な属性を抱えた中心市街地は人が集まるポテンシャルを秘めています。 これらのポテンシャルを活かすことで、低コストに、にぎわいを生み出すことができます。

以上を踏まえ、以下の構想を中心市街地活性化事業として計画しました。

モール505改修事業
土浦駅前土地利用促進事業