4-3 おおつ野地区
人口フレームを見ると、おおつの地区はこれから人口が増える地区であることがわかる。おおつ野ヒルズがまだ未開発であるが、2014年にはこの地区に土浦協同病院が移転してくる。病院がおおつ野ヒルズの約10分の1を占めるため、この地区に人口が増えることが十分に予想される。現状としては、ハス田が広がっていて、霞ヶ浦が近くにあるが利用されていないということがわかる。また、この地区には霞ヶ浦環境科学センターがあり、霞ヶ浦の現状を知ることができたり、研究を行う場所が存在する。多くの地元の小学生も見学に来ているところである。おおつ野ヒルズは商業地域と住宅地域が分かれていて、現在の商業地区はあまり開発されておらず、商業の誘致を行っている。平成23年2月に国道354号線バイパスが開通し利便性がアップしたが、公共交通は不足しているのが現状である。 方向性としては、人口が増える地区として土浦での期待されている地区であるので先進的な取り組みが期待される。一つ目として、霞ケ浦環境科学センターがあるので、霞ヶ浦の水質浄化を先進的に行っていき、エコなまちとしての印象をつけてもらう。二つ目に、おおつ野ヒルズには、土浦協同病院が移転してくるため病院を主体としたまちづくりを行っていく必要がある。病院をただ置くだけではなく、病院に隣接して、スポーツを行える複合施設を置くことを私たちは提案する。これから作られるまちとして、コミュニティ形成しやすいような複合型施設を建設する。そして多世代交流を活発に行ってもらい、病院に来た人たちがまたこの地区に来たくなうようなまちにする。さらにそのために欠かせないのは公共交通をしっかり整備することが大事である。