社会工学学位プログラムの教育
社会工学学位プログラムでは、「社会現象の演繹的理解(社会システムサイクル)」と「データ解析による帰納的理解(データ解析サイクル)」を基礎とするバイサイクル型教育として、以下の5つの観点を重視しています。
理論や経験則に基づき社会現象を演繹的に理解する能力
データの分析に基づき社会現象を帰納的に理解する能力
社会現象の理解にもとづき社会を改革する制度を設計する能力
設計した制度にもとづき具体的な提言や社会実験を行う能力
社会実験や提言の結果を測定・評価し、1、2の社会現象理解を深化させる能力
博士(社会工学)のディプロマポリシー
博士レベルの達成が確認されると共に、筑波大学大学院学則に規定された要件を充足した上で、社会工学分野において優れたテーマの設定を行い、計画的に研究を遂行し、博士の学位に相応しい成果が得られ、相応しい体裁の学位請求論文にまとめられた方に博士(社会工学)を授与します。詳細は、「筑波スタンダード」をご覧ください。
社会工学学位プログラム(博士後期課程)課程のカリキュラムポリシー
未来構想のための工学に立脚した問題発見・解決型人材として、問題を発見し定式化・抽象化できるような問題発見能力を育むため、以下の3つの柱からなる教育課程を編成しています。
大学院共通科目や他の学位プログラム科目の修得による幅広い知識の修得
リサーチユニット等を活用した複眼的な研究指導
自ら研究課題を設定し研究方法を構築できる力を養成するマネジメント能力育成プログラムの提供と、問題発見能力の修得支援
また、これらを標準的な3年間で履修するコース以外に、1年で修了することが可能な早期修了コース、5年間で修了することが可能な長期履修コース、さらに博士前期から一貫3年で修了するコース(Sコース)、同じく4年で修了するコース(Aコース)、5年で修了するコース(標準コース)、と多様な学修が可能な課程が編成されています。
学位プログラムの人材育成
博士後期課程では、さらに、自ら問題発見・問題解決のプロセスを完遂して、国際的に評価の高い研究成果を創出できる 「未来構想のための工学に立脚した問題発見・解決型人材」(大学教員、高度専門職業人、研究者等)を養成します。
学位プログラムコンピテンス
本学位プログラムでの学修を通じ、学生の皆さんは以下のコンピテンスを修得します。
汎用コンピテンス
博士後期課程
- 知の創成力
- マネジメント能力
- コミュニケーション能力
- リーダーシップ力
- 国際性
専門コンピテンス
博士後期課程
| 研究力 | 社会工学分野における最新の専門知識に基づいて先端的な研究課題を設定し、自立して研究計画を遂行できる能力 |
|---|---|
| 専門知識 | 社会工学分野における先端的かつ高度な専門知識と運用能力 |
| 倫理観 | 社会工学分野の高度専門職業人にふさわしい倫理観と倫理的知識 |
社会工学学位プログラムでは、専門的知識・能力として「『>社会現象の演繹的理解(社会システムサイクル)』と『データ解析による帰納的理解(データ解析サイクル)』を基礎とするバイサイクル型教育指標」に基づく5つの教育指標(Find 社会現象理解・ Analyze データ解析・Plan 制度設計・Do 実験と提言・See 測定と評価)を設けています。
達成度評価(学修成果の評価)
達成度評価システムにより、修得すべきコンピテンスの達成状況を教員と確認しながら学修を進めます。
博士後期課程
- ・履修ならびに博士論文の進捗については、社会工学博士特別演習I、社会工学博士特別演習II(1年次を想定)、社会工学博士特別演習III、社会工学博士特別演習IV(2年次を想定)の4つの段階で、アドバイザリー・グループによる審査・評価を受ける。
- ・さらに社会工学博士特別研究I における論文審査委員会による予備審査、社会工学博士特別研究II における最終試験の2つの段階を経て、学位審査が行われる。
社会工学学位プログラムが求める人材
博士後期(博士)課程では、工学的基礎能力(数学あるいは論理的思考力)及び資産・資源のデザイン(ファイナンス・最適化)、空間・環境のデザイン(都市計画)、組織・行動のデザイン(行動科学)の3つの分野全般の知識を有し、うち1つの分野に関する専門的知識を備えると共に、博士前期課程または修士課程修了者程度の問題解決能力を有する人材を求めます。
