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情報技術エリア

エリアの概要

情報技術は、e-コマースや業務情報システムなどを支える基盤技術として、また、データ解析やシミュレーションなどにおける計算の道具として、さまざまな場面で現代の経営工学を支えている。情報技術エリアでは、この基盤技術の理論的基礎から経営工学における応用の実例までを視野に科目を提供する。

科目構成

科目名 概要 標準履修年次
計算機科学 データ構造とアルゴリズム、計算の複雑性の基礎について学び、コンピュータ・ネットワーク上での応用例を幾つか紹介する。 2~4年
シミュレーション できるだけ少ない実験で偏りのないデータを得るための技術(実験計画法)、および、コンピュータ上で実験するための計算技法(計算機シミュレーション)を学ぶ。 2~4年
情報ネットワーク ネットワークの基本構成や形態などについて解説し、電子メール、WWWなど実際の応用例を用ながらプロトコルやデータ伝送方式などについて解説する。また、ネットワークセキュリティの脅威と対策、暗号システムと認証方式、鍵管理方式についても解説する。 2~4年
データ解析 データ解析の手法の数理的基礎と適用方法を習得する。多くの統計分析手法の基礎となる回帰分析などの理論と利用にあたっての注意事項を理解し、実際の例を通してデータ解析の基礎を学習する。 2~4年
情報技術実験 前半の5週はオブジェクト指向プログラミングの入門実習を行う。後半10週はLinuxのネットワークを題材に、システム管理の技術とネットワークの仕組みを学ぶ。 2~4年(2年次履修推奨)