2019 防災班

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PR活動

より多くの筑波大生に対して短期間で強い印象を与えるために、プレアンケートで明らかになった事実に基づいて、施錠意識を高めるための情報を学内にポスター掲示すること、ならびに動画をSNS等を通じて拡散し閲覧を促すことによって、PRを行った。今回このポスター、動画をPRの方法として選定した理由としては、実習の限られた期間において、より多く人に見てもらうことができ、かつ反復性があること、また効果の測定が短期間において行えることというものである。動画に関してはただの画像、文字よりも印象に残りやすく、多くの情報を一つの媒体の中にまとめることのできる利点があったため選定した。このPRにおいて伝える内容については事前調査において得られた結果より、自転車利用者の意識変化について有効と思われる5つのアプローチを選定した。(図6参照)


ポスター

  

これらのポスターに関しては2019年6月5日~6月12日の一週間第三エリア内の屋内外計24か所に設置した。以下設置地図および各ポスターの意図など詳細説明である


ポスターE

筑波大学生のうち5人に一人が自転車の盗難被害にあっているという結果に基づき、盗難は誰しもの身の回りに起こりうるものであり、決して他人ごとではないということを伝えることにした。

ポスターB

自転車を取られても別に困らないという、盗難に対しての危機意識の薄さも事前調査の中で見られた。そのため、プレアンケートにおいて得られた自転車の盗難被害による平均被害額(2万円/件)をアピールすることにより、自転車盗難のリスクを身近に感じてもらうことを目指した。

ポスターA

プレアンケートにおいて自転車への施錠をためらう理由のうち「面倒くさいから」が最も高かった。そのため五秒でできるごく簡単なことを列挙し、それらと自転車施錠にかかる手間が同じであることを知ってもらい、施錠への面倒くささを払拭しようとした。

ポスターD

プレアンケートの結果からたとえ一つの施錠であっても、自転車の盗難リスクを激減させることができることが判明した。そのためこの絶大な効果をグラフによって視覚化することによって、施錠により得ることのできる恩恵の大きさを感じてもらうことを目指した。

ポスターC

プレアンケートにおいて、筑波大生の傾向として家から遠い場所に駐輪するにつれて施錠意識が向上することが示された。しかしその中で一般的には公共空間である大学が近所のコンビニエンスストアと同等の施錠率であることが分かった。筑波大生が被害にあっている自転車盗難のうち、大学内での盗難は見過ごせる範囲ではない。大学内で常に見ず知らずの人が自分の私有物を勝手にさわることができる状態にあることを伝え、大学内の公共区間としての意識を高めてもらうことを目ざした。


動画

事前調査から考案した5つの広報のアプローチをすべて盛り込んだ動画によるPRも行った。こちらはyoutubeにおいて公開し、動画URLを各学類lineや班員個人のSNSアカウントなどにおいて拡散した。その結果433回(2019年6月24日時点)もの再生があり、多くの人々に動画を見てもらうことができた。(↓以下動画)