
提案
調査から、多くが通行目的で利用されていることがわかった。しかし、ペデストリアンにはまだまだ未利用空間・機能も多い。そして、ペデストリアンの利用者はリラックスできる空間が欲しいという調査結果が得られた。以上のことから、私たちは「別荘地のようなペデ」・「寄り道したくなるようなペデ」を目指して、「広場」と「ベンチ・腰掛の空間」を中心に、日常とは離れた、時間がゆっくり流れるような空間の創出を目指すこととした。
広場の空間
広場には子供たちが遊べるような水遊び場を置き、路上パフォーマンスを行うことで、つい足を運びたくなるような空間とする。週末になると何らかの団体がペデストリアン上の複数の空間でライブ告知を兼ねた小規模なパフォーマンスを行い、通行者が子供の遊び声や歌などの音に惹かれて少し立ち寄るような空間が創造できる。
ベンチ・腰掛けの空間
ベンチ・腰掛の空間には足湯を設置し、ゆったり休憩しながら自然と人々の交流やそれによる賑わいが生まれるような空間をつくる。
芝地の空間
芝地には半屋外空間としてデッキチェアを置き、水場や公園施設で遊んでいる子供を見守りながら、パフォーマンスを眺めながら、別荘地のようにペデストリアンを味わえるようにする。