最後に

駐輪容量不足問題の解決を目指し、4つの調査を行った結果から、容量を圧迫している原因と考えられる置きっぱなし自転車を放置自転車と学内移動用自転車の二つに分けることができた。使われていない放置自転車には撤去、使われている学内移動用自転車にはキックボードへの置き換えといった、それぞれ異なった提案をすることで、駐輪容量問題の解決を考えた。置き換えに関して調査からキックボードは約半数の人が使ってみたいという意見だったので、十分にその役割を担うであろうと感じた。また普及に関してはハード・ソフト面での整備が必要になってくるだろうと思う。

先生方から今後の課題として、キックボードの乗りやすさ、ルートの安全性、保管場所等が挙げられた。それに関しては安全マップの作成や、個人ロッカーの設置などを考えた。また、キックボードの安全性に関しては、あくまで班員の意見ではあるが、正しい使い方をすれば問題はないというのが我々の総意である。