第一章　はじめに

背景 筑波大学では、自転車の渋滞や駐輪場の混雑、枠外への迷惑駐輪、放置自転車など自転車に関わる多くの問題が発生している。その背景には、全体の約65％を占める10600人の学生が通学手段として自転車を利用しており、広い学内において自転車による移動が必須といわれる現状がある。今回の調査では、特に駐輪場混雑問題に焦点を当てて、大きく分けて5つの調査を行うことにした。



表1-1. 研究の流れ

表1-2. 調査項目一覧