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研究背景 目的 調査フロー     


1 研究背景

 筑波研究学園都市は、開発後30年以上を経て成熟期を迎えている。筑波大学はその中心施設であり、日本でも有数規模のキャンパスを有している。しかしキャンパスは一時期に集中して整備されたもので近年機能低下が進行しており、経年25年以上のものが全体の48%を占めている。これらの一斉に老朽化を迎えたキャンパスの、計画的な改修整備と維持保全が緊急の課題となっている。また、老朽化の問題だけでなく時代の変化への不適合などの課題もあり、これらの課題を解決することはスマートなキャンパスを目指すためには不可欠なことである。そこで私たちは、キャンパスに関する問題について議論することから始めた。

 上記の議論の結果、キャンパスの課題として主に交通と食堂の問題が浮かび上がった。 交通の問題として、ハンプ・シェアドスペース・ペデストリアンデッキの混雑・バスの遅延の問題が挙げられ、食堂の問題として、ピーク時の混雑・デザイン性の欠如・清潔感の欠如の問題が挙げられた。

 実際に平成20年度、平成22年度の学生生活実態調査を見ても交通や食堂に関する項目は、整備・充実してほしい施設の上位に上がっている。
 このように交通の問題、食堂の問題ともに重要な課題であるが、とりわけ食堂は平成20年度の学生生活実態調査で整備、充実してほしいという要望を持つ学生が40%以上で最も高く、平成22年度の生活実態調査でも他の福利厚生施設に比べて不満度が高い。
 食堂は今年度に入り、運営業者が変わるなど確かに大きな変化が見られるが、3食の混雑など改善の余地が多く残っている。

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2 目的

 このように食堂は改善の必要性が高く「学生や職員の食事の場」として以外の使われ方により、よいキャンパスにつながる場所でもある。よってテーマを食堂に絞り、問題やニーズの把握、現状の調査、さらに提案をすることで学食をよりよい環境にすることを目的として設定した。

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3 調査フロー

 本研究における調査の流れを下図に示した。まず関係機関へのWeb調査、文献調査、現地調査、ヒアリング調査、アンケート調査により、学食の問題やニーズを把握、3学食堂内をビデオ調査によって現状を把握した。そこから明らかになった問題点を解決できるような提案を行い、その提案の実験・分析・考察をする。そして結論とともに今後の展望を提案する。

              

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研究

1.はじめに

調査背景
目的
調査フロー

2.学食の問題・ニーズの把握

3.3学大食堂の現状調査

4.魅力的な学食に向けての提案

5.結論

付録

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