サイト名

道の駅Proposal

背景

 土浦市には、日本で2番目の広さを誇る「霞ヶ浦」や、ナショナルサイクルルートにも登録された「つくば霞ヶ浦りんりんロード」、日本3大花火大会の1つである「土浦全国花火競技大会」など、豊かな自然と歴史が織りなす多様な観光資源が存在する。生活面でも、都心への優れたアクセス性や移住・定住促進事業、子育て支援事業など多くの取り組みを行っており、住みよい街としての環境が整備されている。しかしながら、それらの魅力の対外的・広域的な発信が不十分であるというのが市の課題であり、今後改善の必要がある。
 情報発信機能を検討するにあたり、(仮称)土浦スマートインターチェンジ新設による、新たな人の流れの活用が期待できる。計画地である宍塚地区周辺は、中心市街地から続く浸水想定区域から外れた場所に位置しており、近隣に位置する避難所は洪水時の利用が難しいため、防災機能をもった施設の整備も検討される。また、関東平野最大規模の里山が広がっている点も周辺地域の特徴であり、この環境を活かしつつ、保全活動が広まるような取り組みが必要である。
 以上の課題解決・魅力の活用を通して、人々がかえりたくなる土浦を目指していく。


概要

道の駅

 背景をふまえ、スマートIC予定地周辺である宍塚地区に道の駅を整備する。
 道の駅とは、休憩機能、情報発信機能、地域連携機能の3つの機能を持ち、道路利用者の快適性と地域活性化を目指す施設である。近年はこれらに加え、防災拠点機能としての役割を担うことが多く、公共施設であることから、里山保全との親和性も高いと考えられ、本計画に適した施設だと考えられる。



土浦を知る、めぐる

〇広場
 霞ヶ浦総合公園や霞ヶ浦モチーフの親水空間、市の花である「桜」、花火の舗装デザインなどをはじめとした、土浦の魅力を詰め込んだ屋外広場の整備を行う。これにより多世代が交わりつつ、土浦への理解を深める場所としての機能を目指す。



〇土浦全域マップ
 市全域を網羅した大型マップを起点に、来訪者が市内をめぐる入り口としての機能を生み出す。マップ上には、その場所と関連した観光名所や飲食店、さらには子育て環境や住まい、地域アプリなど、多岐にわたる魅力発信カードを配置する。来訪者が自らの関心に合わせて情報を手に取り、街へ繰り出すきっかけを創出する。




里山をまもる、活かす

 道の駅を里山体験の場として活用し、人々を保全活動へとつなげる。多様な自然、食だけでなく、保全活動で生じた材木を帆曳船づくり体験などのイベント資材として再利用する。地元の人々と触れ合いながら、里山メンテナンスを感じる場として道の駅を整備することで、里山やその保全団体への認知度を高め、保全活動に参加する人々を増やしつつ、土浦ならではの価値を創出する。





費用・効果

 以上の道の駅整備は、道路管理者と一体型の整備を計画しており、補助金なども活用すれば、20年弱で費用の回収が可能な事業である。またこのほかに、経済波及効果なども期待できる。
 この計画を通し、土浦の関係人口を増やしつつ、魅力を広く発信していくことで、かえりたくなるまち、土浦を目指す。



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