2022年度都市計画マスタープラン演習 計画G1
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モール505周辺の再開発により、歩きたくなるまちへ

モール505周辺の市街地再開発事業~モール505を505分滞在したくなる空間へ~

背景

築年数約38年のモール505は近いうちに大規模修繕または建て替えが必要となる。また令和2年度の土浦市民満足度調査報告書によると、中心市街地のまちづくりに関する項目に対する市民の満足度が特に低くなっている。TX土浦延伸が実現した場合、さらに多くの買い物客が隣接しているつくば市に流出する可能性が高まるため、モール505の土地を活用して市民のショッピングの拠点として再生させ、Walkable な駅前を目指す

概要

モール505管理組合法人や住民、土浦市等で市街地再開発組織を形成し、官民連携の市街地再開発をおこなう。耐震強化も兼ねたモール505全面建て替えに際し 1 階部分はオープンテラスとし、東側の一部を商業施設ではなく街角公園にする。また、1 階店舗部分向かい側にコンテナショップを設置し、市内で過去に開催されたイベントに出店したキッチンカーの実店舗化を促す。さらに、現在 PATIOにある店舗をモール 505 に移転させ、その跡地全面を歩行空間にする。

モール505の構成図

費用

費用は以下のとおりである。

費用 金額(百万円)
初期費用(工事費、土地整備費等) 3100
設備維持管理費(年間) 76

土浦市の負担はまちづくり株式会社に12億円出資すると仮定すると国からの社会資本整備総合交付金で2/5を賄うことができるため、7億2000万円となる。

効果

この事業の年間便益は地価上昇1億円、事業収益費6000万円の合計1億6000万円である。その他の効果は子育て施設等の充実による住環境の改善、消 費活動の増加、安全性の向上が考えられる。