2022年度都市計画マスタープラン演習 計画G1
TSUCHIURABLEなまちへ

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南部
あらかわおきプレイストリートにより、訪れたくなるまちへ

あらかわおきプレイストリート

背景

 荒川沖駅周辺には日の宮公園や児童公園があり、土浦駅や神立駅周辺と比べると公園が整備されているように見えるが、駅周辺の人口に対する公園の数は少ない。また、土浦市南部は核家族化が進行しており地域の中でのコミュニティが希薄化していると考えられる。そこで、荒川沖駅周辺の生活道路の一部を通行止めにして道路を近所の交流の場とし、Visitableな住宅地を目指す。
イメージ図

概要

 荒川沖駅の東側と西側から1か所ずつ対象地とし、月1回車両通行止めにしてみちあそびイベントを行う“あらかわおきプレイストリート”を設置する。対象地選定にあたり現地見学をおこない、道路幅員がおよそ5メートル以上の生活道路をピックアップした。そこから公園誘致距離内の人口増加数を集計し、複数の候補地を比較検討した。
あらかわおきプレイストリートの位置

ベースマップ:GSI, Esri, HERE, Garmin, Foursquare, GeoTechnologies, Inc, METI/NASA, USGS

費用

 保険料や道路使用許可申請の手数料等込みでイベント1回につき約1万円が費用となる。

効果

 南部地区の公園誘致距離内のメッシュ人口は、実施前は16651人だが、実施後は20601人に増加すると計算できる。また、それ以上に大切な効果として、日常的に使う道路を交流の場にするからこそ生まれる、新たな地域コミュニティの育成が考えられる。

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