2022年度都市計画マスタープラン演習 計画G1
TSUCHIURABLEなまちへ

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北部
空き教室を集会所として利用することにより、利便性の高いまちへ

集会施設の設営

背景

おおつ野地区は比較的新しいニュータウンであり、居住誘導区域に含まれていて、人口が増加している。そのため、よりコミュニティ形成が大切になってくる。また、マップを確認するとおおつ野地区には支所や集会所が少ない。ニュータウンにおける団地集会施設とコミュニティに関する研究によると、住民は近くに住む人同士の助け合いの必要性を感じている。そのためここでは、既存システムおよび小学校の空き教室を活かし、安らぎの場となりサポートも受けられるComfortable な集会施設の設営を目指す。

概要

上大津東小と菅谷小は2028年に統合する予定である。統合後、その小学校の空き教室を集会所として利用を促進することを提案する。また、同施設に既存のシステムのつちうらリモートコンシェルジュの導入を提案する。

費用

費用 金額(万円)
教室の維持費・運営費 140
つちうらリモートコンシェルジュの導入費 130
合計 270

※教室の運営費・維持費は浦安市を参考にしている。

効果

千葉市における自治会館の所有の有無による自治会活動の違いについての研究によると自治会館があることにより、自治会館が高齢者の憩いの場、コミュニティ形成の場所、防災倉庫、一時的な避難場所になると考えられている。おおつ野に集会所がつくられることにより、そのような効果が期待できると考えられる。また、つちうらリモートコンシェルジュの導入し本庁へ行く機会を減らすことで、おおつ野の利便性が改善され、自動車利用が減少する。また、新規の支所を建設した場合は建設費が3億円かかるため、2億9730万円の費用削減効果がある。