「あつまる+1」で見直した都市機能及び居住誘導区域内、
つまり拠点付近の充実に必要なものとして、くらし・公共施設・公共交通の三点を掲げる。
くらしの面では働く環境や買い物環境の充実、
公共施設の面では複合機能化、
公共交通のでは地区内移動と拠点間移動の利便性の向上を図っていく。
おおつ野地区には土浦協同病院が立地しており、「職・商・住を兼ね備えた魅力ある街」メディカルタウンおおつ野ヒルズとして開発中である。人口の増加が続いており、未利用地も存在していてまだまだ発展の可能性を秘めた地区である。私たちは既存の「職・商・住」に加えて、「工」と「公」をプラスすることで拠点の充実を図ることを提案する
くらし・公共施設の充実
準工業地域に指定されている大きな区画に医療系メーカーの誘致を行う。協同病院との連携が見込める点、空港や高速道路からのアクセスが良い点を生かし、既存の工場進出支援の補助制度を活用して誘致を図る。
地域交流拠点に設定されている区画に多世代の交流拠点となる施設を設置する。この施設は誘導区域外に立地しており、老朽化の進んで利用率の低い単独施設である市役所の上大津支所と上大津公民館を統合して実現する。
機能としては市役所支所、交流センター、児童館や子供図書館などの、あらゆる世代が集まれるものを内包する。
交通の充実
地区内の交通には超小型モビリティの導入を行う。
超小型モビリティはおおつ野ヒルズの管理運営を行うJFE商事が保有・管理し、住民は登録制で利用料を払うことで地区内の自由に移動に使えることとする。住宅地内部、病院や商業施設等への移動、バスとの乗り継ぎなどを、車を用いずに行えるため、地区内の交通利便性が向上する。
また、拠点間の交通では既存の路線バスのダイヤ見直しを行い、より病院の利用者にとって使いやすいダイヤを設定する。
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