土浦ぬくもり工房 - 重点計画 - さわやかりんりんプラン

概要

分野にぎわい(観光)
重点地区一中・新治中地区
目的自転車道を生かした土浦の魅力向上

一中・新治中地区を対象に、自転車道を活かした土浦の魅力向上を目的とした「さわやかりんりんプラン」を実施します。

目標

背景

霞ヶ浦自転車道は霞ヶ浦を一周する全長94キロの自転車道で、霞ヶ浦の眺めが楽しめるコースです。りんりんロードは、1987年に廃止された筑波鉄道の跡を活かした豊かな自然や歴史に恵まれた40キロの自転車道です。りんりんロードには自転車のパンク修理機材の貸し出しや休憩ができるサイクルサポートステーションが70か所あり、運営は地域の方によるボランティアやコンビニなどが協力しています。これらの2つの自転車道は接続する予定があります。

土浦市の満足度調査によると、土浦の中でも霞ヶ浦やサイクリングロードをより活かし、売り込むべきという声が多くあります。また、自転車の聖地として有名なしまなみ海道と今のりんりんロードを比較すると、レンタサイクル、ホテル棟での自転車の貸し出し、自転車持ち込み可能な宿、道の駅の数の項目がりんりんロードには不足していることが分かりました。以上より自転車道で土浦を売り込むには今までにはない道の駅のような機能やレンタサイクルを備えた拠点が必要であると考えました。

提案

自転車を通じた地域活性化の拠点となる場の整備および廃線跡のブランドの活用の2つの方向性を軸に、さわやかりんりんプランを提案します。これによって、廃線跡を活用した自転車道からの地域活性化、土浦の自然・歴史を実感してもらうことができます。

自転車の駅の設置

土浦市内の2つの地点にレンタサイクルや周辺の観光情報を発信する拠点として自転車の駅を設置します。周辺を緑に囲まれている藤沢休憩所には里山の駅として、地元産のそばを使った蕎麦屋や名産品店を含む施設を整備します。また、アクセス向上のために駐車場も整備します。こちらの運営はシルバー人材バンクの方や地元の方のボランティアを募ります。霞ヶ浦のほとりで、りんりんロードと霞ヶ浦自転車道に近い川口二丁目には地元産食材を使ったレストランや温浴施設、自転車を持ち込めるホテルを整備します。2つの拠点整備で地域を巻き込んだサイクルツーリズムを推進していきます。

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廃線跡ブランドの活用

土浦市内のりんりんロードの各休憩所に駅表示板を設置し、線路のペイントを行います。この2つの整備によって廃線跡のブランドを活かし、魅力の向上を図ります。


図:里山の駅の完成イメージ

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