概要
分野 | あんしん(防犯) |
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重点地区 | 二中・五中・都和中地区 |
目的 | 住民のさらなる防犯意識・危険意識向上 |
二中・五中・都和中地区を対象に、住民の防犯意識・危険意識向上を目的として、「あんしんつくろうプラン」を実施します。
目標
背景
土浦市では犯罪が多く発生しており、犯罪率で見ると茨城県内では最も高く、日本全体でも悪い部類に入っています。しかし、市民満足度調査によると「地域ぐるみで取り組む防犯のまちづくり」の取り組みに対する満足度は高くなっており、犯罪の発生と防犯の取り組みの意識には乖離が見られます。また、防犯の取り組みに対する重要度も高く、防犯意識をより高められるのではないかと考えました。
図:茨城県内市町村別犯罪率と市民満足度調査
交通事故については、幹線道路での交通事故が多い一方で、生活道路でも交通事故が多発しています。生活道路を見ても狭く見通しの悪い道路や、車の速度が速い道路が見受けられます。
提案
小学校と地域が連携して作成する安全マップづくりを提案します。安全マップとは、犯罪や事故が起こりやすそうな場所や、安全な場所が書かれた地図で、現在市内では藤沢小学校で安全マップを製作していますが、地域への公開の機会などが少ないことから、地域と一体となって取り組む安全マップづくりを推進します。
安全マップづくりには、小学生の他に保護者や自主防犯組織で活動する方など,地域の住民にも参加してもらい、小学校の先生や生活安全課に指導してもらうことを考えます。これにより、世代の垣根を超えて地域で一丸となって取り組むことを目指します。安全マップづくりは毎年行い、継続的に行うことで安全マップづくりのノウハウを繋ぎ、また安全マップの情報を更新していくことを目指します。
安全マップづくりのメリットは、地域内の交流が促進されること、地域への愛着がより増えること、そしてこどもたちが安全マップづくりに関わるということで、こども目線で明るみになる地域の問題点が発掘できることが挙げられます。
完成した安全マップは小学校や公民館、コンビニなどに掲示したり、縮小版を各家庭に配布したり、危険箇所への対策を警察など関係機関に働きかけたりすることに活用します。これにより地域住民への情報共有や、関係機関を介した防犯対策への反映につながります。