まとめ

「こきょう」まとめ 5つの故郷を住民・観光客・元住民の視点でソフト面とハード面に満遍なく提案し、これらの提案が土浦市を住民・観光客・元住民が故郷と思えるようにできると考える。

各地域の「こきょう」 それぞれの重点計画は図のように各地域に配置する。
それぞれが地域に作用し、土浦市の将来像に貢献していく。
周辺とのかかわり 湖郷では、土浦市が霞ヶ浦流域の中心となって霞ヶ浦の水質向上の政策を広く波及していく。呼興では、れんこん掘り体験やウォークガイドといった観光事業で首都圏からの人の流れを土浦に向ける。そして、顧郷ではいまだに全国的にも認知度の低い「ふるさと納税制度」をうまく土浦に活かしていこうという提案である。

土浦が全国の人々から愛着を持ってもらえるようになればたくさんの寄付を集めることができ、よりいっそう土浦の魅力を高められる政策も行えるようになる。こうして土浦はさまざまな立場の人々にとって故郷と思われるまちとなることができるはずである。


















これまでの5つの「こきょう」の提案を通して、私たちは土浦市の人口フレームを示す図のように設定する。今後の日本において少子高齢化、人口減少は免れないと考えられる。その中で、土浦市は日本全体の人口減少よりも緩やかな現象を辿るような人口フレームを提案する。ここでの数値は各年度の人口÷2005年度の人口としている。30年後の将来人口を約12万4000人と設定した。