交通を科学する
交通システム科学研究室は,社会経済活動の基盤である交通システムの高度化および効率的活用に資する理論基盤の構築を通じて,持続可能でよりよい社会の実現に貢献することを目標としています.主宰教員(准教授:和田健太郎)が2019年4月に筑波大学に着任してできた研究室です.
交通システムのよりよい理解を目指して
交通システムは,ヒトの意思決定,クルマの物理的な挙動,ネットワークなどのインフラストラクチャーが相互に絡み合う複雑なシステム(系)です.各人が最適に行動しても,渋滞・混雑などの非効率な“集団現象”が系全体として生じます.また,交通改善策がかえって渋滞を悪化させる“交通パラドクス”と呼ばれる直感に反する現象も知られています.
本研究室の研究の中心は,こうした交通システムの系としての振る舞いや,集団現象の背後にあるメカニズム(個と全体の関係)を理論・実証的に解析・理解し,交通理論の体系を拡張することです.また,理論の実務への応用,深い現象理解に基づく交通マネジメント戦略の開発も重要なテーマです.
メッセージ
学生のみなさんには,結論を急がず,腰を据えて研究に取り組んでもらいたいと思っています.小さな物事でも不思議に思うこと,一貫した論理に基づき体系的に理解しようと努めること,こうした科学的な姿勢を持ち続けることが,長期的に理論を前進させる大きな力になります.理論と実務の架け橋を目指す社会人も大歓迎です.
研究動画リストはこちら.
Introduction of TSS lab. in English can be found HERE.
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