ヒアリング調査に協力していただいた店舗に再度伺い、
調査結果として、外国人客が困っていること、留学生の持つ言語能力をデータを示しつつ説明した後、アルバイト体験システムの導入を提案する。
図16は、バイトルが提供しているアルバイト体験システムである。この例に倣った仕組みを考えている。
図17は、店舗で渡す報告書の概観である。
図18で示すような、求人会社による留学生向けのアルバイト体験システムが普及していくことが望ましいと考える。
現在、留学生のアルバイト情報源は知人からの紹介が多く、留学生の雇用を希望していてもできない店舗がある。
求人会社を介したアルバイト体験システムが普及することで、留学生が知人の紹介でなくとも事前に職場の雰囲気を知ることができ、
多様な店舗に留学生が応募するようになることが期待される。
外国人居住者、店舗、留学生それぞれにとってより良い社会に向けた、一つの手段になり得るのではないか。