土浦市では,我が国の多くの自治体と同様に人口減少が叫ばれている.人口減少によって引き起こされる問題のひとつに,行政の財政圧迫があげられます.
上図に示すのは,平成 22 年から同 26 年までで発生したインフラ維持管理費用とその予算の平均です.この5 年間で平均 31.9 億円の財政不足いており,こうした財政不足の慢性化は,行政による都市サービス水準の低下を引き起こしかねません.
私たちは,人口減少・財政圧迫状態のなかでも,土浦市の都市サービスを向上(rise)したいという想いのもと,「Tsuchiurise」と題しました.
実現のために,現在土浦市が提供している都市サービスを「ミクロ」と「マクロ」という 2 つの視点に分けます.
地域ごとの特色を考慮すべき「ミクロ」な都市サービスと,
広域的な視点が求められる「マクロ」な都市サービスです.