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土浦市の現状
マスタープラン実習を通して、土浦市で何度も現地調査を行ったが、そこで強く感じた点は、土浦市の土地の豊かさである。水田や森林が広大に広がっており、これは土浦ならではの貴重な地域資源のように感じた。しかしながら、土浦市では現在、耕作放棄地問題や、農家人口の衰退など、そのような地域資源が使われないままの現状がある。そこで私たちは、中心市街地衰退、霞ヶ浦汚染、若者人口の流出など、数ある問題の中でも、今回は、耕作放棄値問題と、農業従事者の減少に焦点を置き、土浦をよりよい都市にするためにこれらを活用して新たなエネルギーや資源を生み出す方法を考えた。
社会的現状
前項に合わせて、現在の日本社会の実情も考えた。現在日本では、少子高齢化が進行しており、土浦市もその傾向が大きくみられる。また、東日本大震災や環境意識の向上も社会的潮流にあり、土浦市における意識調査では、防災、環境面を重要視していることがわかった。国土交通省では、都市の低炭素化に関する法律を設定しており、この環境都市の傾向に、土浦市も対応しなければならないと考えた。