3.マスタープランの構想

3.1 将来設定人口

  前項での現状分析をふまえ, 人口の逓減, 高齢者割合の逓増を前提に, 2030年の将来人口を人口フレームとして考える. 第7次土浦市総合計画では6年後の2017年の目標人口を145,000人と設定しているが, 推計値との差は約5,000人であり, 現況ではそこまで爆発的な人口増加は望めないだろう. しかし, 圏央道開通や常磐線の東京駅乗り入れといった整備には見通しが立っており, これから市外からの土浦市へのアクセス環境は向上する. 更に, 協同病院移設先に決定した新拠点,おおつ野地区, ベッドタウンとしての荒川沖地区の整備, また長期的に見た市全体の地域資源の再発見, 魅力あるまちづくりを通し, 生産年齢人口, 特に若年層の流入人口の逓増, また流出人口の逓減を期待する. 以上より, 我々は2030年の人口フレームを135,000人(うち高齢者割合27.7%)と設定する

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図3-1 人口フレーム

3.2 将来像

 

特色ある地域力によって
成熟していくまち


3.3 基本構想

 

土浦らしさ×暮らしやすさ×他主体のつながり


3.4 全体構想

  基本構想を支える全体構想は以下の5つに定める.

  1. 社会福祉の充実
  2. 公共交通機関の利便性の向上
  3. 安心して暮らせるまちづくり
  4. 協働によってつながるまちづくり
  5. 既存資源の効果的なPRと活用

3.5 実現へのコンセプト

  構想実現の1つの軸として「舞台」をおく.

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図3-2 コンセプトのイメージ

  市民, 行政, NPOといった多様な主体がお互いに働き合い, つながることによって市民活動が演じられる舞台をつくり, 一緒に動かしていく.


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