NO MORE 24時間営業

事例調査

国内事例

 24時間営業賛成側の意見として、市場は自由な競争に任せるべきだという意見が存在する。そのため、タクシーの規制緩和についての事例調査を行い、規制緩和の是非を検討する。

海外事例

 24時間営業に対する規制が厳しいフランス・ドイツや、日本と同じく24時間営業の見直しが問題となっている韓国などの24時間営業規制の過去の事例を日本と比較した。

アンケート

 アンケート調査は「夜間営業停止が昼間の売り上げに影響するかどうかを明らかにする(目的1-3)」、「24時間営業のコンビニ立地が周辺住環境へ与える影響を地域特性別に調査し比較(目的1-5)」、「利用者の属性による使用時間帯の差を調査(目的1-6)」の3つの目的で行った。

アンケート
方法 紙面、Googleフォーム
対象 ①学生(210人)
A 2019/05/16(木)1,2限
(情報リテラシー)の中休み
B 2019/05/21(火)3,4限
(交通計画)の中休み
C 2019/06/07/(金)1,2,限
(都市リスクマネジメント論)の中休み
D 調査者の所属するサークル、部活メンバー

②高齢者の集まる施設(公民館等)の高齢者(50人)
E 2019/5/31(水)吾妻公民館
F 2019/6/4(火),6/5(水)竹園交流センター
G 2019/6/3(月),6/5(水),6/10(月)春日交流センター
項目 Q1.普段の利用状況
 利用コンビニ、交通手段
Q2.深夜以外の利用頻度
 直近の利用頻度(深夜以外)
Q3.深夜以外の利用状況
 利用目的、理由、使用額
Q4.深夜の利用頻度
 直近の利用頻度(深夜)
Q5.深夜の利用状況
 利用目的、理由、使用額
Q6.24時間営業に対する意識
 24時間営業に賛成か反対か
Q7.コンビニが与える自己と社会への影響
 個人的、社会的に利益があるかないか
Q8.自宅近辺のコンビニエンスストア
 光、臭気、イメージ、交通量、騒音の悪影響
Q9.基礎情報
 居住形態、生活スタイル

ヒアリング

 夜間営業停止が昼間の売上に影響するかどうかを明らかにする(目的1-3)、地域属性別にコンビニの深夜帯利用の差を明らかにする(目的1-4)ために販売者の立場であるコンビニオーナー、店長にヒアリング調査を行った。

ヒアリング
方法 つくば市内のコンビニオーナー
店長に5〜10分のヒアリング調査を行った
日時 5/23(木)~5/31(金)
対象 セブンイレブン天久保4丁目店
ローソンつくば天久保3丁目店
セブンイレブンつくば天久保1丁目店
セブンイレブンつくば国際会議場前店
ローソンつくば葛城小学校前店
セブンイレブン北条店(電話にて)
ファミリーマートつくば筑穂1丁目店
セブンイレブンつくば平塚店
匿名希望1店舗
項目 (1)時間帯による忙しさの違いについて
(2)どの時間帯が人手不足か
(3)24時間営業をやめた場合のメリット・デメリット
(4)夜間営業停止は昼間の売り上げに影響すると思うか※
(5)同一チェーンの他店舗の深夜営業停止は、自店の深夜営業に影響すると思うか※
(6)深夜営業を中止したいか
(7)仮に中止するとしたら、どの時間帯に中止したいか
(8)深夜営業を中止することで起こりうる、朝の開店直後や夜の閉店間際に品揃えが悪くなってしまうことを容認できるか※
(9)深夜営業中止によって、納品や清掃など従来客の少ない夜間に済ましていた作業は影響を受けると思うか※
(10)深夜営業時の利益と費用はどちらが大きいか

※印については5段階で質問した