現在の利用者の居室割り振り制度だと正規の留学生は未改修棟に住むことが多く、非正規生などは留学生専用の宿舎で生活を送ることが多いため、日本人と留学生が大きく隔たれていることがわかる。この現状を考慮し、入居の仕組みを変える提案を考えた。宿舎の割り振りを考えるうえで改修棟と未改修棟では様々な観点から不平等が生まれ、適切かつ公平な割り振りができないことから全未改修棟の改修を前提とした。アンケート調査の留学生との交流意識の項目から交流派と非交流派を割り振り、交流派をグローバルレジデンスとリビングキッチン型とユニット型、非交流派を廊下長い型とその他の一般棟に割り振り、ニーズに合った宿舎生活を提供することを考えた。
制度面を実施すると、日本人と留学生の割合は上の図のようになる。