土浦市の課題
我々が土浦の将来について考えた際、最も大きい問題は人口減少であると位置づけた。土浦は自然減だけでなく大きな転出超過が発生している。これによって、経済規模の縮小による企業撤退から起きる商業施設・娯楽施設の不足や雇用の低下、税収の低下による公共サービスの不足が発生する可能性がある。それにより、現在の転出超過、若者世代の減少による自然減という状態から抜け出せないという負のスパイラルの状況下となっている。我々はこの人口減少という課題にフォーカスし、提案を行う。
我々が土浦の将来について考えた際、最も大きい問題は人口減少であると位置づけた。土浦は自然減だけでなく大きな転出超過が発生している。これによって、経済規模の縮小による企業撤退から起きる商業施設・娯楽施設の不足や雇用の低下、税収の低下による公共サービスの不足が発生する可能性がある。それにより、現在の転出超過、若者世代の減少による自然減という状態から抜け出せないという負のスパイラルの状況下となっている。我々はこの人口減少という課題にフォーカスし、提案を行う。
人口減少に対応するうえでの障壁は、自家用車に依存した交通、それによって幹線道路沿いに帯状に広がる都市機能の2点である。
1つ目の自家用車に依存した交通についてだが、これによって高齢者などの自家用車を使用できない交通弱者が生まれており、公共交通を中心とした交通計画を打ち立てることが必要となっている。今後も高齢化が進行することは間違いなく、高齢者が交通弱者となる現在の都市構造では若者だけでなく高齢者の転出が発生する恐れがある。そのため、公共交通中心の交通計画を打ち立てることは必須となってくる。
2点目の幹線道路沿いに都市機能が帯状に広がる都市構造については、現行の都市構造では車を使うことのできない交通弱者が商業施設などの都市機能を利用できない、商業施設一つ一つの距離が離れているため経済活動を行いづらく経済活動の停滞などの問題が発生する恐れがある。これにより、企業の土浦からの撤退が発生し、生活インフラの不足の問題が発生するリスクが生じてしまう。公共交通の中心となる交通結束点などの交通拠点に商業施設などの都市機能を集約し経済活動を活発化することが必要となってくる。
これら2点の障壁を解決しなければ土浦の人口減少を止めることは難しいだろう。これから、この2点の必須解決事項に向けた解決策を述べていく。
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