補足資料(ヒアリング結果・アンケート結果)
1.ヒアリング‐モール505利用者の声
ヒアリング概要
実施日時:2012年 12月14日
16時から(1時間程度)
場所:モール505
対象:10~80代の男女 8名
Q.モール505のイメージは?
・廃れている。人が少ない。元気がない印象
・以前は両側に商店が並び活気があったが現在は廃れてしまっている
・設備が古く、メンテナンスも十分ではない。
・殺風景。何もない。
・一時期よりはお店が増えてよかった。
・静かになった。
・暗い。活気がない。
Q.モール505にどうなって欲しいですか?
・もっと活性化して欲しい
・人の歩く活気のあるところになって欲しい
・2・3階に店舗をいれず、1階だけに店舗を入れればいいのではないか。
・土浦でイベントや試合等をやって大学生に利用して欲しい。
・お店がたくさんあるといい
・若者向けのお店が増えて欲しい
・個性のあるここで無ければ無いものを出していって欲しい。
その他
・2階のちぎり絵教室に通っている。
・お好み焼き屋や惣菜屋をよく利用する
・モール505は個性的
・つくばが出来てからこうなってしまった。
・スナックに通っている

図1.モール505
2.ヒアリング‐土浦駅前での市民の声
ヒアリング概要
実施日時:2012年 12月14日
17時から(30分程度)
場所:土浦駅前
対象:20~80代の男女 9名
Q.市役所移転についてどう思いますか?
・アクセスが改善してよい
・利用しやすくなってよい
・駅前は商業施設のほうがよい
・駐車場が不足しないか
・混雑しそう
・土日の活気に影響しそう
・生活が不便になる
Q.土浦駅周辺にどうなって欲しいですか?
・活気のある場所
・渋滞のない道路
・買い物をしやすく
・雨にぬれないアーケードが欲しい
・喫茶店が欲しい
・無料の駐輪場
・図書館の建設
その他
・盛んで活気のある場所になって欲しい
・買い物がしやすくなって欲しい
・以前よりも人が通らなくなるのではないか

図2.モール505
3.ヒアリング‐土浦市役所
ヒアリング概要
実施日時:2013年 1月23日
13時から
場所:土浦市役所
対象:土浦市 都市計画課 まちづくり推進室 長坂様
土浦駅北開発事務所 山口様
神立について
駅前を区画整理により再開発する計画。具体的には、現在の駅前の通りを西側に移設、駅前ロータリーを広くする。都市計画道路の神立停車場線と共同の開発。現在は工事等には入っておらず、認可や住民の同意を得ている段階。住民からは概ね同意を得ているが、完全な同意には至っていない。H22時点の計画では、H30の開発完了を目指していた。
市役所について
市役所は本庁のほかにも新治、高津、大町庁舎があり、本庁の職員は大体520~560人程度。職員用駐車場は本庁周辺には450台分ほどあるが、他の庁舎の職員も利用する→資料参照。約8割~9割は車通勤。職員の駐車場は職員たちが作る組合で民間から借り上げているものであり、役所が持っているものではない。
ウララ移転後は700人程度の職員が来る予定。周辺住民からは、朝の駅前の混雑がひどくなるのはやめてほしいとの声が上がっている。このため、駐車場は分散させたり遠い場所に作ることとなる予定だが、そもそも現在も職員の駐車場は市が持っているわけではないので、公共交通での通勤者増加や駅周辺の民間の駐車場の利用を図れば職員の駐車場は新たに作る必要はないかもしれない(駅東口・西口Pは容量も多く、それほど利用が多くないということである)。
新潟県長岡市は駅前への市役所移転を行っているので参考にして欲しい。車利用が2~3割にまで減っているそうである。
1日あたりの来庁者数は、過去の統計によると平均1362人。来庁者用駐車場は現本庁者に約100台分。
市役所職員の昼食について
現在は食堂利用者が1日約70人、庁内出前も70人程度。そのほかはコンビニ弁当や家で作った弁当を自席で食べる場合が多い。庁外に食べに行く人はそれほど多くない。移転後は周辺に食べに行かせるため食堂を作らないという案も出ている。
長岡市は実際駅前市役所に食堂を作らなかった。自席で食べて良いかどうかも影響は大きいそうである。
土浦駅北地区再開発について
旧案では図書館+市民ギャラリー+交番(+商業・業務系テナント)の予定だが、現在は計画を練り直している状態。そもそもは上記+1,2F駐車場+高層マンションで6階建て床面積16,700㎡という計画だったが、リーマンショックや震災のあおりで資材費用の高騰等で頓挫、規模を縮小して開発計画を練り直した。そもそも去年(H24年)8月まではここも市役所移転候補地だったため、この計画を進めることができなかった。
このほか、前の道路の拡幅、ペデの拡大(市役所・駅と繋げる)、ロータリーの改良工事も一体的に行われる予定。 マンションを作る予定だった土地をどう使うかは未定。駐車場は周辺の民間の駐車場を利用すればよいという考えもあり、少な目でいいという方針である。
おおつ野について
病院移転に伴っては、市では都市計画道路の開通(土浦新治線:開通済、神立方面;事業中)をする程度。区画整理はそもそもされているし、お店や薬局は民間なので市ではわからない。
その他
イオンの影響は大きく、直接の影響かどうかは分からないが駅周辺で店を閉めたところは多い。
4.ヒアリング‐尚恵学園
ヒアリング概要
実施日時:2013年 2月25日
9時から 2時間程度
場所:尚恵厚生園
対象:尚恵学園 おもちゃ作業班の皆様
尚恵学園の各職員の方々
「尚恵学園」の概要
神立地区にある二つの寺(観音寺・神宮寺)が共同で運営する社会福祉法人。
尚恵厚生園、尚恵成人寮や障害福祉サービス事業をおこなうコスモス、パン工房まんだらやいくつかのケアホーム・グループホーム等の施設を運営している。
日中活動として作業を充実させており、「和紙の作成」、「木工おもちゃの作成」、「室外活動」、「室内作業」、「外作業」などを行っている。
パン工房まんだらの活動について
主に中軽度の知的障碍者の就労支援活動の一環として、火曜日から土曜日までの週5日間パンの調理販売を行っている。
調理したパンは、幼稚園やバザー、福祉の店やJAさんふれなどで販売されている。価格は市販のパンと変わらず100~200円程度。
「おもちゃ作業班」について
昭和61年以来着のおもちゃを手作りしている作業班。
木の板を電動糸鋸を使って裁断し、着色、包装して販売している。季節の商品や子供のおもちゃなどを作成しており、孫へのお土産とする高齢者の方や、職場へのお土産にクリップなどをまとめ買いしていく方など、様々な方が買い求めていく。
一方で、作業班に所属している利用者の高齢化が進んでおり、制作スピードの低下や順応能力の低下等の問題も起こっている。
その他
パン工房のスタッフとして働いている利用者の方々の中には以前は別の職場で働いていたケースも多く存在するが、職場の理解が得られなかったり、人間関係にトラブルがあったりと、障碍者就労への理解がまだ浸透していない現状がある。
職員の方々からは、尚恵学園が外部からは敷居の高い存在として認知されることを気にする声がきかれ、活動をアピールしていきたいと言った意見もあった。

図3.尚恵学園

図4.おもちゃ作業班の作業風景
5.市役所職員アンケート
市役所職員アンケートの結果
現状に載せ切れなかった、市役所職員へのアンケートの結果を掲載する。
実施日時:2013年 2月11~15日
対象:土浦市役所職員 229名
匿名式
現在住んでいる市町村について

図3.土浦市役所職員が現在住んでいる場所
市役所移転後の勤務場所について

図4.現在の勤務場所
最寄バス停までの距離

図5.自宅からの最寄バス停までの距離
移転後、職員用駐車場を作らない場合、現在の駐車場の中でどこを利用したいか

図6.現在の駐車場の中で利用したい駐車場
移転後、昼食の利用頻度が高くなりそうなもの

図7.移転後、昼食の利用頻度が高くなりそうなもの