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マネジメントエリア

エリアの概要

マネジメントエリアの教育目標は、経営が直面する現実の諸問題を把握し、それを解決することが出来る人材を養成することにある。このために「経営学」分野を代表する7つの専門科目を提供する。また、マネジメント実習を通じ、専門性を経営現場に応用し、適時に適切な意思決定を行うための能力を養う。

科目構成

科目名 概要 標準履修年次
経営学 経営活動の筋道を示す「戦略」と、それを整える「組織」を中心にして、経営について積み重ねられてきた学術的知見を広く学習し、よりよい経営のあり方を構想し、実践するために必要な基礎的理解を提供する。 2~4年
経営組織論 個人差が重要な役割を果たすところの組織行動(たとえば、モティベーション、組織コミットメント、パフォーマンス、など)を理解するための諸理論を広範に学習する。 2~4年
マーケティング工学 マーケティングモデル及びマーケティング管理について概念も含めて説明し、EXCELやSPlusなどのソフトウェアを使用して意思決定モデルを組み上げる。 2~4年
ファイナンス 平均・分散資産選択モデル、最適ポートフォリオ計算法、債権投資理論、金融デリバティブの概念や価格付け理論等について説明する。 2~4年
生産・品質管理 生産・品質管理の概論、統計的品質管理手法、生産計画・管理の方式、在庫理論、信頼性工学について解説する。 2~4年
国際企業論 多国籍企業の経営行動と組織戦略を経営環境とのつながりで、文化起源も含めて展開する。 2~4年
保険数理 人生のリスクに関わる保険と年金の分野数理が果たしている役割を解説する。 2~4年
マネジメント実習 経営戦略、管理会計、マーケティングなどについて総合的な理解を深めるため、チーム作業によって、特定の課題解決を想定した実習を行う。 2~4年
(3年次履修推奨)

科目構成