本エリアは都市計画専攻の中で経済学的なアプローチを行う。都市・地域・環境について経済学的な手法を用いて分析し、社会における諸問題に対して政策的な提言を行うために必要な経済理論と分析手法の基礎について学ぶ。特に、空間や距離を考慮した経済政策を議論し、理論・実証分析に特徴があり、地域科学あるいは空間経済学とも呼ばれる。
科目名 | 概要 | 標準履修年次 |
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都市と地域の経営行政論 | 都市や地域において、快適で安全な生活をおくるための居住、生産、商業、流通、金融、教育、文化、情報発信、レジャーといった機能に関する問題点とその解決策を、国、地方、民間の立場から探る。 | 2〜4年 |
都市と環境の経済学 | 土地利用・住宅市場・都市規模・都市交通問題などの都市の諸問題、都市環境政策、環境価値と意思決定・経済的手段等の環境政策をめぐる主要課題について概説を行う。 | 2〜4年 |
地域と地域間の経済学 | 地域所得・雇用、産業連関分析、地域成長、地域間交易・均衡、地域間格差などについて、概念理解、分析方法習得、政策議論の基本を目指す。 | 2〜4年 |
空間と交通の経済学 | 交通経済学と立地論の分析手法の基礎を習得し、都市・地域・国際経済との関係で都市交通、都市間交通、国際交通などの政策にかかる知識を学ぶ。 | 2〜4年 |
都市地域経済学演習 | 都市・地域・環境経済学的な手法・テーマ・データで実証分析を行い、政策的な課題を分析する視点・手法を修得する。 | 3〜4年 |