筑波大学社会工学類シラバス2011サイト|基礎/専門基礎/社会経済システム/経営工学/都市計画/学際分野とすべての講義内容・カリキュラムを掲載

21世紀と社会工学

エリアの概要

本エリアでは、21世紀における社会工学のあるべき姿を思考するために必要な知識・技術を身につけることを目的とする。特に、社会工学を多面的・多角的に捉え、社会における様々な問題を理解し、工学的アプローチで解決を図る素養の習得を目指して、以下の6講義で構成される。

科目構成

科目名 概要 標準履修年次
少子・高齢化社会における社会経済システム 出生選択、育児と子供の教育、高齢者の介護、年金などを中心に少子・高齢化のもたらす社会経済問題について講義し、実習を行う。 2〜4年
社会工学における戦略的思考:理論、実験、および演習 社会経済、経営工学、都市計画の各分野でコンフリクトが重要な役割を果たす諸問題の解決策を実験的手法によって探る。演習では学生が実験デザインの実施・分析を行い、その結果を発表する。 2〜4年
サービスの産業と組織 現代の重要な産業であるサービスについて現状を学習し、制度や組織の設計を行うための概念や方法を概説する。 2〜4年
社会基盤整備と情報・ロジスティックス産業 ITネットワーク、高速道路網など社会基盤の果たす役割を、日米比較を視野に入れつつ情報・ロジスティックス産業の観点から検討する。 2〜4年
東京の都市学 都市「東京」を題材として、東京の概要、世界の中の東京、数字で見る東京、地勢と都市の変遷、ライフライン、交通、都市政策と経営、開発、建築とまちづくり、都市防災、都市文化の立場から多角的に東京を論ずる。 2〜4年
暮らしのリスクと安心・安全な社会形成 社会生活の中での様々なリスクに関して多角的かつ包括的に論ずるとともに、リスクに関するディベートを通じて、リスク概念の理解を深める。 2〜4年

科目構成