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個人環境への働きかけ
@大学での避難訓練
訓練の経験がある人ほど地震時に望ましい行動をとれるという傾向があるため、避難訓練に重点を置いて働きかけを行う。筑波大学は毎年一度、全学対象の避難訓練を行っているが、アンケートの結果から学生・先生ともに積極的に取り組んでいないという意見が多く見られた。この避難訓練をより意義のあるものへと変えていくには、学生・先生ともに意欲的に避難訓練に参加してもらわなければならない。
A 避難所運営訓練
災害時にどこへ避難するかを学生に尋ねたところ、最も
多かった回答が大学であった。また、周辺住民やつくば市
も大学が避難所になるよう期待していることを考慮すると、
筑波大学は避難所としての機能を持つべきである。大学が
災害時に避難者をスムーズに受け入れるために、教員は避
難所運営訓練を行うべきであると考える。
知識への働きかけ
@ポスター
クイズ形式で、望ましい地震時の行動を解説した物など
を作り、階段やトイレなど学内の目に付きやすいところに
貼る。
A三角柱ポップ
学食やフリースペースに設置する。
事前対策への働きかけ
@『備蓄セット』の販売
内容については、総務省消防庁の「防災マニュアル」と今回のアンケート項目にあった「筑波大生が地震発生後に買出しに行くもの」の結果を参考に作成した。しかし、上記の物だけで3 日間生きられるわけではない。その他に必要な物は、表2 の備蓄セットに入っている「備蓄リスト」を基に個人的に買い足してもらうことで防災に関して考える機会となると考える。
A 家族への働きかけ
学生に家族との話し合いを働きかけるだけでは対策とし
て不十分であると考え、家族に働きかけることとした。年5
回発行され保護者の元に届けられる、紫峰会の通信「紫峰
会報」に本実習で得られたアンケート結果を載せ、保護者
に家族との話し合いの重要性を訴える。紫峰会への入会率
は平均65%であり、家族への働きかけとして有効な手段で
あると考えられる