第4章 提案

4-3 総合提案

 以上の内容を踏まえ、 明瞭性・快適性・安全性・独自性それぞれの改善点を包括するものとして、 インフラ班では以下のようなバス停を提案する。

 





図4-5 各項目を網羅したバス停案

 

 図4-5のようなデザインのものを提案する。 なお、ガラスの壁を設けたが、 バス停待合部分は車道側に向いている(図4-6参照)。概要としては、

  • 案内板とコミュニケーションボードを並べて掲示し、視覚情報をコンパクトに配置
  • ガラスの壁を設置し、バス停と歩道を分離する。壁があることで圧迫感を与えないように、開放的なデザインとする
  • バス停をひとつのオブジェクトに見せることで、タイル色の変更と併せてバス停内部の通り抜けを防止
  • アクセントとして筑波紫を使用し、筑波大学色をアピールする

となっている。なおサイズであるが、柱間の長さは現状の約7mを基本に、乗降客数に応じて増減する。

 道路に設置したところのイメージが図6である。これにより誰にとってもわかりやすく使いやすいバス停になると考えている。

 

図4-6 道路への配置例

 

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