現状把握のための調査

目的:現時点での地場野菜の流通状況や市場での認知度を把握するため

方法:ヒアリング調査および、アンケート調査、文献・先行研究調査
対象:つくば市学校給食課・JAつくば市営農指導課・つくば市農業課・the garden 筑波西武店 スーパーカスミ・JAつくば市桜農産物直売所の消費者

調査結果

○つくば市学校給食課

 『給食で使用する野菜について』
給食費の関係もあり野菜を選別する最大の要因は価格である
 『地元産野菜の使用について』
一部で導入しているが、地場野菜が多少高いため予算との兼ね合いのため導入は進んでいない
 『安全性について』
子供たちが口にするものであるから気をつけてはいる

○JAつくば市営農課

 『野菜生産の安全管理』
農薬などの使用状況の過程記録を提示している
昨今の食の安全に対する問題のため、低農薬化が進んでいる
 『認証システムについて』
JAオリジナルの基準を設けて県の認証を取っている






○The garden 筑波西武店

 『地場野菜に対する意識』
・地場野菜コーナーが設けていて、5〜10品目の野菜が置かれている。
 地場野菜は野菜の売り上げ全体の5〜10%を占めている。
 『消費者の意識について』
・消費者は野菜購入に対して第一に鮮度、次に価格を重視していると考えている
・最近では「生産者の顔が見える安心・安全」、「少量・適量での使いきりサイズ」、「生産地へのこだわり」という点にも消費者のニーズが高まってきている

○つくば市農業課

現在の流通システムの中で、市は茨城県が出した基準をクリアした野菜には
独自の認証シールを貼ることを許可している





○街頭アンケート(サンプル数:51人)

 『野菜購入時の判断基準』
 『地場野菜のイメージ』
 『認証システムの認知度』



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